山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

立山(山崎カール・内蔵助カール・富士ノ折立南東シュート)

2014-06-09 | 2013-14山スキー

山域山名:立山・浄土山、雄山、真砂岳、富士ノ折立(富山県)
期  日:2014年5月31日(土)~6月1日(日)
参 加 者:みやぶー、かね、くりペア、はしけん
行動記録:
5/31 熊谷(3:30)=扇沢(7:00/7:30)=室堂2420m(8:50/9:45)→2720m(10:40/11:00)→浄土山南峰2840m(11:20/11:55)~御山谷2640m(12:00/12:10)→一ノ越2700m(12:25)→雄山3003m(13:15/15:00)~山崎カール~雷鳥平2270m(15:25)→雷鳥沢ヒュッテ2300m(15:35)
<天候:快晴>

恒例になりつつある5月最終週の立山。
今年も残雪が多く、2日とも快晴無風の上天気で、
カール滑降と温泉を楽しんできました。


田植えをしたばかりの田んぼに常念山脈がきれいに映る。

P5311196_2


黒部ダムから立山を見上げる。富士ノ折立も眩しいばかり輝いている。明日はあのラインを滑ろう。

P5311206_2


そんなに混んではいなかったが、始発に乗ってそのまま最混雑期ダイヤで運ばれて室堂ターミナルには9時前に着いた。早い!いつもこれでお願いしたい。
立山は11月以来。準備をして外に出ると、見慣れた景色だがやっぱりいい。上天気のなか、多くのスキーヤーが一ノ越を目指していた。

P5311218_2


今日は、15年ほど後輩のかね君とふたり。久しぶりの山スキーで、この斜面を登るのにも苦労をしている。そんなこともあって、いつもよりスローペースで登る。

P5311230_2


シールのまま浄土山に登る。今年は龍王岳山頂からしっかり雪がつながっていた。
行きたい気もあったが、しばし…かね君待ちで…今日は、かわいい後輩の錬成に気持ちを切り替えよう。

P5311252_2


黒部源流域の山々はまだ真っ白。今日は黄砂?の影響か、遠くは霞んでいた。

P5311238_2


かね君も到着し、では今日の1本目、御山谷まで行こう。

P5311253_2


気温が上がって、軟雪バーンだったが楽しめた。
ゲレンデではテクニカルの技量を持っているので、滑りは早い。

P5311263_2


一ノ越まで登り返しがあるので、適当なところでトラバース。
ここから雄山までは担ぎで夏道の登り。がんばれ~。

P5311270_2


御山谷で遊ぶスキーヤーがやたらと多く、何とクロカンアスリート達が合宿をやっているようで、雄山にも登っていた。

P5311274_2


毎度のことながら、兼用靴でのガレ場登りはしんどい。慣れないかね君は靴づれで苦戦のよう。祠の脇でしばし待ち。
P5311282_2_2


明日下山で下る御前谷をチェック。雪は十分あるようだ。P5311298_2


剣岳と別山、真砂岳。前日入りのくりペアは、あの辺りで楽しんでいるだろう。

P5311293_2


雄山山頂へ。これが立山初登頂と聞いてびっくり。

P5311306_2


今年は雪が多く、エントリーポイントまでは入りやすかった。

P5311312_2


今日2本目は山崎カールへ。

P5311310_2


山崎カールの象徴、ニードル。

P5311316_2


山崎カールはいつ来ても素晴らしい。

P5311322_2


そのまま雷鳥沢ヒュッテへ。玄関テラスで生ビールおかわり(^_^)vして…すぐに…

P5311341_2


引湯したばかりの温泉へ~~ドボン~~。

P5311346_2


前日入りしていた
くりペアと乾杯!

P5311349_2


立山は真っ赤に染まった。

P5311373_2



6/1 雷鳥沢ヒュッテ(7:20)→雷鳥平2270m(7:25/7:35)→大走り2700m(8:50/8:55)→2800m(9:10/9:20)→真砂岳2860m(9:30/9:55)~内蔵助カール滑降2690mまで(10:15)→稜線(10:40)→富士ノ折立コル2980m(11:30/12:30)~御前谷2530m(13:00/13:15)~鉄塔上尾根2180m(13:45/14:00)~黒部平駅1830m(14:40)=扇沢
<天候:快晴>

朝の主役は、奥大日岳。

P6011385_2


今日も一日中の快晴が約束。のんびりと出発。

P6011403_2


これ以上ないほどのクリヤーな空。

P6011407_2


雷鳥平から大走りを目指す。

P6011410_2


去年も会ったよね。

P6011415_2


左の沢が昨日刻んだくりペアのシュプール。

P6011417_2


立山三山東面。滑れそうなラインが何本もある。

P6011422_2


雪が切れたのでシールはここまで。
今日はいいペースで登ってきた。よくがんばった。

P6011430_2


真砂岳までは夏道を登る。

P6011433_2


富士ノ折立をバックに。

P6011446_2


白馬から鹿島槍まで後立山連峰が屏風のよう。

P6011442_2


内蔵助カールへGo!

P6011450_2


至福の1本でした。

P6011465_3


最高でした(^^)/

P6011475_2


青い空と飛行機雲。

P6011478_2


カール底から稜線まで登り返し。

P6011484_2


真砂岳から滑ったラインをバックに富士ノ折立を登る。

P6011488_2


最後はガレ場を登って富士ノ折立へ。
ここで室堂から雄山経由で登ってきた、はしけんと合流。お疲れさま~。

P6011506_2


今日のメインは、富士ノ折立南東シュート。

P6011496_2
P6011520_2


この辺りがもっとも急傾斜で40°+。

P6011535_2


でも、幅があるので恐怖感はない。

P6011536_2


シュートは3回目だが、今回が一番条件がよかった。
メンバーのスキー板が外れるアクシデントがあったものの大事には至らず。

P6011548_2


日本離れした景観。

P6011565_2


最後はデブリを越えて御前谷へ。

P6011574_2


シュートをバックに。

P6011589_2


緩やかな御前谷。

P6011593_2


春スキーは楽し。

P6011607_2


御前谷を離れて、鉄塔尾根に向かってトラバース。

P6011617_2


尾根に這い上がる。

P6011619_2


いつもならすんなりと滑れるが、下部は雪が少なく、ちょっと薮漕ぎ。

P6011630_2


今日は、まったく雲が出なかった。

P6011634_2


南東シュートを見上げる。これがたまらない。

P6011642_2


お疲れさま。

P6011644_2




201405bmp_2


このところ敗退続きだった昭和軒へ。

P6011651_2


今日は厚厚ソースカツ重をいただきました。満足。。

P6011652_2