山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

GW白馬岳ラウンド<5/3 鉱山道ルート、雪倉岳>

2015-05-30 | 2014-15山スキー
山域山名:北アルプス・白馬岳、雪倉岳(富山県、新潟県)
期  日:2015年5月3日(土)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい、はしけん、Kino、くり♂、かね(計6名)
行動記録:白馬山荘→白馬岳2933m往復→白馬山荘(7:55)~柳又谷~鉢ヶ岳稜線2490m(9:00/9:25)~<鉱山道ルート>~神の田圃1920m(10:00/10:20)→2294m(11:20/12:10)→雪倉山頂2611m(13:00/13:40)~鉱山道1780m(14:30/14:40)~瀬戸川左岸1540m(14:50/14:55)→尾根1600m(15:05/15:15)~瀬戸川ブリッジ1390m(15:30/15:40)→滝見尾根1490m(15:55/16:10)~兵馬の平1325m(16:20/16:30)→蓮華温泉1450m(17:00)
<天候:晴れ>

今日も、終日、好天が約束された夜明け。




剣、立山も赤く染まる。




朝食後に白馬岳山頂を目指す。稜線にはほとんど雪なく散歩気分。
2号雪渓ドロップポイント。




稜線直下にクラックが入り、今年は時期が遅いと雪がなくなりそう。




白馬山頂にて。




白馬主稜の雪壁に取り付く登山者。さすがにGWは続々列をなして登ってくる。




雪倉岳稜線もかなり雪が少ない。通常の稜線ルートは苦労しそうか。




後立山連峰。




山荘に戻ってパッキング。雪が緩むのを待ったが、朝は冷えてまだカチカチ。




この縦溝さえなければ快適なのだが。




柳又谷源頭。




標高を下げずにトラバース。




ハイマツ帯に沿って20mほど登り、




2504mコルを目指す。




どんピシャ。




これが最短ルート。




雪倉岳をバックに。いよいよ鉱山道ルートへ




ドロップイン。




これがなかなかの特大斜面。




通常ルートの稜線をいくより、こっちの方が断然素晴らしい。




鉢ヶ岳沢を滑る。この辺りに塩谷精錬所があったらしい。




雪倉内院とでも呼びたい景観。雪倉上ノ沢を横断する。




大雪原の神ノ田圃へ滑り込む。ここまでが第1ステージ。
鉱山事務所があったらしいので中心地か。人為的に削られたような平場があった。




神ノ田圃から雪倉岳を目指す。




すごい高度感。




ガイドパーティは体力に負担を欠けないよう、標高をなるべく下げずに鉢ヶ岳斜面を登っていた。今年のような少雪だと稜線沿いはまったく雪がない。さすが熟知している。




尾根に上がると、蓮華温泉から滝ノ沢を登るパーティが見えた。




この斜面を登れば山頂だ。




ついに雪倉岳の頂へ。




白馬岳と旭岳をバックに。




大斜面に飛び込む。




メンバーのビンディングトラブル(テレのワイヤー切れ)があったものの応急処置して滑降継続。




滝ノ沢を左に分かれて、




我々は尾根を越えて瀬戸川流域に入る。




ワォー、素晴らしい斜面だ。第2ステージの始まり。







我々だけで貸し切りだった。




問題はどこで瀬戸川を渡るかだが、夏道ルートの付近は雪割れが早く断念。




50m登り返して、ノーマルの瀬戸川ブリッジポイントにルート変更。




この壁を滑れば、ブリッジに出られる。




ノーマルルートに合流。ブリッジもまったく問題なしだった。




滝見尾根を登る。




雪倉岳滝ノ沢ルートがほとんどすべて見える。




滝見尾根へ。




蓮華温泉までトラバースで行けるが、小沢の処理が消耗するので、




今日は兵馬ノ平まで一旦下降して、蓮華ノ森尾根を登るルートを取る。




やっと蓮華温泉が見えた。ふ~。これだけ滑降と登行を何度も何度も繰り返すと、さすがに筋肉がしんどかった。
他のメンバーは遙か後ろで見えない。




蓮華温泉ロッジ前はかなり雪が解けていた。




メンバー全員が到着するまで30分待ったが、乾杯!!!お疲れさま。




部屋は2階の角部屋で個室。直前に予約したのにありがたかった。




荷物整理したら、




まったり~。疲れた体を癒し、汗を流してさっぱり。いや~生き返りました。




暖かい夕飯を頂く。




地形図からあまり期待はしていなかったが、想像以上に鉱山道ルートは素晴らしかった。









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