山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

激藪の平標山

2016-01-08 | 2015-16山スキー
山域山名:上越国境・平標山(新潟県)
期  日:2016年1月3日(日)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい、きむてつ
行動記録:火打峠980m(7:50)→登山口1200m(8:50)→夏道尾根1380m(9:15/9:35)→平標山の家直下1630m(10:15/10:25)→平標山1983m(11:20/12:05)~ヤカイ沢左岸尾根1650m(12:30/12:35)~ヤカイ沢1350m(13:20/13:30)→1270m(13:40/13:50)→1180m(14:30/14:45)→林道1060m(15:15/15:30)→火打峠(15:40)
<天候:快晴>

年明け一発目の山スキー、いつもなら激パウ狙いに行くのだが、今年は記録的な少雪でまったく期待できない。
となれば、いっそのこと雪山登山も楽しもう?じゃないかと、ワカン装備で平標山に向かった。


先週よりは雪が増えたものの、国道沿いに壁はない。




沢も夏と変わらない感じで流れている。




ヤカイ沢の分岐。スキーのトレースが1本。




そのまま林道をつめて、夏道の平元新道登山口から尾根に取り付く。




そのままシールで登行。雪が少なく登山道を登るしかない。




今日はワカン持参。夏道がジグザクになるところで履き替える。




この方がよっぽど早い。




急登を登り切る。




ここから再びシールで。




すぐに平標山の家。




目指す平標山稜線もホントに雪が少ない。




仙ノ倉も悲惨な状況。




エビス大黒ノ頭はいつ見ても格好いい。







厳冬期の上越国境稜線で腕まくり。ありえない。




雪面はサンクラスト。




苗場スキー場。やっと雪が降って待ちわびたスキーヤー達で賑わってるだろう。




苗場山。




平標山頂へ。




快晴無風。気温0℃と何という暖かさ。それでも平標山頂の景色は第一級品、大展望を味わう。




西ゼンは埋まっていないだろう。




国境稜線。




お疲れさま。




正月の山頂でのんびりと昼食とって、いざ滑降へ。




パック気味だがプチパウダー。




ヤカイ沢斜面に入る。よせばいいのに…。




藪に突入。




ここはいつもこんなもんだが。




板を外して…。




これがあるから来てしまう。麻薬だ~。




まだまだメンバーは余裕。(この時は)




唯一、楽しめた斜面。










いよいよ藪ランドへ迷い込む。







藪スキー~。




ヤカイ沢の水線が出てきた。




スノーシューのトレースを行く。




岩が出てきたのでワカンに履き替える。ここは夏には小滝か。




沢通しに下るが、スノーブリッジづたいのきわどい渡渉と5歩に1回は穴にはまり、まったくペースが上がらない。




まだ林道まで約1キロもある。このペースだと暗くなるかも。




気温が高く、雪はグサグサ。下地がないので、何度、落とし穴に落ちたことか。消耗戦だ。




岩場を抜けたのでシールに履き替える。やっぱりスキーは偉大だ。一気にペースシアップ。




何とか林道へ。登り3時間半、下りも3時間半。たっぷりと雪山登山を満喫!?




これからは山スキーも、ワカンかスノーシュー携行が常識になるかも。温暖化の行く末を考えさせられました。ま、これも山スキーでしょう。




三連休は毎年恒例の北東北遠征へ。ちょうど寒気が来てくれた。激パウが楽しめるだろうか?




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