山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

平標山周回(ヤカイ沢~平標山~センノ沢~松手山)

2014-03-30 | 2013-14山スキー

山域山名:上越国境・平標山(新潟県)
期  日:2014年3月22日(土)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい、Kino、らがー、くり♂
行動記録:火打峠970m(8:10)→ヤカイ沢1350m(9:00/9:15)→左岸尾根1600m(10:30/10:45)→平標山1983m(11:30/待機/12:50)→西ピーク(13:10/13:20)~センノ沢1470m(13:50/14:20)→松手山1613m(14:45/15:05)~別荘私道970m(15:35/15:40)→火打峠(16:00)
<天候:晴れ時々小雪、稜線は強風>

明け方まで吹雪いていたが、朝にはほとんど止んだ。これなら平標山にいけそうだ。
計画では平標沢を滑って日白山尾根を登り返して二居周回か、そのまま毛渡橋までだが、雪崩リスクが高いので、登ってみて状況判断することする。

早朝埼玉を出発した二人から順調に湯沢に入ったとの連絡を受けて、急いで準備をする。

昨日だけで新雪が50㎝も積もった。3月下旬としては滅多にない降雪量だ。

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別荘道の雪庇もたった1日でこんなに成長した。昨日の強風はそれほど凄かった。

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朝にはいったん青空が拡がったが、次第にまた雲に覆われる。まだ寒気が抜けていないようだ。

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昨日、登った松手山。大きな雪庇が張り出している。

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トレースはしっかりあってラッセルはない。

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稜線に上がると風が強い。ここまでは晴れていたが…。

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日射で融けた後に冷え込んだので、雪面はガチガチ。おまけに強風なのでクトーを打ち込みながら登る。
山頂から下りてくる山スキーヤーも相当苦労しているようだ。

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強風とホワイトアウトの山頂へ。

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平標沢へは視界がないと入れないので、しばし待機とする。
気温-8℃、風下側に逃げて込んではいるが、時々、ブリザードとなって、強風が抜けていく。

ジッとしていると寒くて堪らない。予備アウターを羽織って待つのみ。

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1時間待って、いくらか風もおさまってきたか。
時間的に平標沢は諦め、センノ沢を滑って松手山に登り返し、昨日トレースした松手山西面を滑って火打峠に戻る周回ルートを取ることにする。

山頂から西尾根を下る。


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風は収まりつつあるが、主稜線はまともに受けるので厳しい。昨日は地獄だったに違いない。

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一ノ肩下斜面はガチガチのアイスバーンだった。

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標高を落とすと、次第に視界が出てきた。

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ここまで来れば、あとは安全地帯だ。

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先月トレースしたときよりは雪質変化が激しかったが、パウダーゾーンを選びながら滑降。

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松手山北面も厳冬期はパウダーツリーランが楽しめるエリア。

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ダケカンバ帯に入れば雪も落ち着き、ご覧のとおりのパウダーラッシュ。

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パウダー!!

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最高でした!(^^)!

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センノ沢沢底の1470mまで滑る。

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シールで松手山まで登り返し。

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美しい霧氷も見られた。

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雪庇が張り出す松手山山頂を見上げる。

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2日続けて松手山へ。

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センノ沢源頭斜面。一ノ肩から見て、スキーヤーズライト側斜面がパウダーエリアになっている。

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松手山から国道を見下ろす。眼下には素晴らしい樹林帯が拡がる。

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午後の日射で重めだったが、新雪がたっぷり積もった松手山西面を滑る。

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別荘地私道へ滑り込んでThe END。

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国道17号から松手山西面がよく見えた。いい斜面だった。

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今日の条件では、周回ルートが精一杯だったが、このルートはなかなか楽しめた。
平標山に何度も通っているので、いろんなオプションができた。
また来シーズンも通い続けよう。


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