山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

大戸沢岳

2016-02-10 | 2015-16山スキー
山域山名:南会津・大戸沢岳(福島県)
期  日:2016年2月6日(土)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい、くりペア
行動記録:北本(4:30)=檜枝岐嫁郷840m(8:40/9:10)→下大戸沢ブリッジ→二股1020m(9:55)→桑場小沢左岸1150m(10:20/10:30)→北北東尾根1811m(12:30/12:45)→大戸沢岳2089m(13:40/14:10)~北北東尾根1547m(14:30/14:40)~桑場小沢ブリッジ1060m(15:00/15:10)→下大戸沢→嫁郷840m(16:00)
<天候:晴のち小雪>

近年希にみる寡雪の寂しい冬となったが、厳冬期2月上旬はやっぱり南会津に来てしまう。
初日のターゲットは、昨シーズンに続いて南会津エリアの激パウ名山の大戸沢岳。果たして微笑んで迎えてくれるだろうか。


嫁郷の雪壁は例年の1/3ほど。檜枝岐のアメダス積雪計は約60センチと平年の4割強しかない。




下大戸沢もひどい状況。




先行者のトレースも右往左往している。




中ノ沢斜面がうっすら見える。




左岸側へのブリッジを渡る。この1箇所しかない。




しばらく藪が濃い左岸側を行く。ここでもトレースが右往左往で、先行4名パーティが休んでいたが、この先の状況をみて引き返していった。




右岸側に渡る。




ブリッジではなく水流を渡る。




桑場小沢と三岩沢の二俣。




桑場小沢も惨たるありさま。




ここはマシなブリッジあり。




左岸台地を行く。




桑場小沢をつめれればと思ってはいたが、とても無理なので尾根を目指す。




三岩岳南東尾根。南面はすでにハードモナカ、明日のトレースは却下だ。




急な北北東尾根を登る。




下大戸沢を見下ろす。




三岩岳。




1547m付近。




北東尾根もこの標高なら快適そうだ。




1750m付近で斜度は緩み、針葉樹林帯に変わる。




1811m台地。




1900m付近からダケカンバ疎林帯に。




大戸沢岳の大雪原を行く。




今日も山頂を目指すぞ。




山頂稜線を行く。細長い頂稜はニセピークが二つもあって長い。




大戸沢岳山頂へ。




山頂の気温は-10℃。




シールで頂稜東端に戻ってシールオフ。




大戸沢岳山頂直下の大斜面を滑る。いや~たまらない。










1811mを越えると、急斜面の第2ステージが待ちかまえる。







フェイスショット。今シーズン一番の激パウだ。










こんな寡雪の年でも北北東尾根は素晴らしい。







最後は南面ハードモナカを下りる。




桑場小沢底は粉雪温存。




ブリッジ手前でシールオンして、対岸に渡る。




下大戸沢ブリッジを無事にクリア。




ホッと~(笑)




再び右岸側に戻れば、




あとはスノーシェードまですぐ。




今日も我々だけの貸し切りでした。




今宵の宿は檜枝岐温泉、星の家。







只見線応援団賛同会員になれば、宿泊料が2000円引きになる。
只見線を初めて乗ったのは小学生になるかならないかの頃の家族旅行。国鉄色のディーゼルカーで、会津若松から小出まで延々と揺られた記憶がある。
豪雨災害でまだ復旧工事の目途がまったく立っていないので、本当に存続の危機にある。




このチケットで星の家すぐ前にある燧の湯に入れる。




ビールで乾杯したあと、微酔いで一風呂浴びに行く。




風呂を出たら、すっかり暗くなった。こんなに雪が少ない檜枝岐は初めて。




豪華な夕食。これに、はっとうと裁ち蕎麦が出ました。やっぱり民宿に限る。




明日は会津駒ヶ岳へ。またまたパウダーゲット!




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