美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

東京上空に宇宙からの母艦

2024年03月21日 07時23分51秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

メジャーリーグ、サッカー、水泳代表選考・・・、島岡美延です。あらためて、戦いはスポーツの場だけにして。

この戦いの結末はどこへ。映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション前章(22日公開・後章は4月19日)』をご紹介します。浅野いにおの漫画、通称『デデデデ』は2014年に連載開始、2022年に完結。セカイの終わりの青春譚、奇妙なリアルさが心に刺さる感覚。

東京の女子高生、小山門出(幾田りら)と中川凰蘭(あの)。学校や受験勉強に追われつつ毎晩オンラインゲームで盛り上がるも、彼女たちが暮らす街の上空には3年前の8月31日、突如宇宙から出現し、未曽有の事態を引き起こした巨大な〈母艦〉が浮かんでいた。非日常が日常に溶け込んでしまった東京である夜、悲劇が起こる。二人と世界は加速度的に破滅へと向かっていく――。

コロナ禍は「非日常が日常に溶け込む」日々で、感染者数が毎日報じられたように、「今日の母艦」が報じられる日々を受け入れてしまいそう。

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2台のピアノ、笑って泣いて

2024年03月20日 07時34分38秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

冬の嵐の予報の春分の日、島岡美延です。お出かけのご予定、無理せずに。桜の開花は遅れ気味、まだ強い北風対策を。

映画館で見るオペラ、バレエ、演劇・・・、この舞台、最高! 映画『ピアノ 2PIANOS 4HANDS(22日公開)』をご紹介します。「松竹ブロードウェイシネマ」シリーズ、1995年にカナダで生まれ、オフ・ブロードウェイでロングラン。企画・制作・出演のテッド・ダイクストラとリチャード・グリーンブラット。二人が2台のピアノを使って、ここまで観客を笑わせ、泣かせるとは。

テッドとリチャードはそれぞれピアノを習う少年。1人は生徒、1人は教師を入れ替わりながら演じ、「ピアノのレッスンあるある」が満載。反復練習、舞台恐怖症、ライバルや親・教師の重圧――。ユーモア、驚きのテクニックあり、普通のコンサートとは全く違う感動をスクリーンで。

 

 

 

 

 

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地球の危機に連合政府ができたら

2024年03月19日 07時53分34秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

「自分は関係ない」と言い張る面々にどんな処分をするのか、島岡美延です。法律違反を長年続けていた国会議員たち、国民に選ばれたことを忘れた?

地球の危機が起きたら、リーダーに名乗りを上げるのは――、我が国はムリそう。映画『流転の地球―太陽系脱出計画(22日公開)』をご紹介します。アメリカVS宇宙人、アメリカの民間人が地球の核を目指すとか、色々あったけど、ついに中国初のSF超大作誕生。制作費65億円、本土興行収入815億円、すでに北米でもヒット。

そう遠くない未来に起こりうる太陽系消滅に備え、地球連合政府は1万基のロケットエンジンを使い地球を太陽系から離脱させるプロジェクト〈移山計画〉を遂行することに。ただ、各国の思惑は入り乱れ――。

とにかくスケール大きすぎの173分。アンディ・ラウが演じる量子科学者が、禁断のデジタル技術で事故死した娘を蘇らせようとする場面がリアル。2044年、今から20年後の技術なら、もしかして。

 

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繰り返す月曜日、でも少しずつ

2024年03月18日 07時27分33秒 | 姿勢&見た目

暖かさは昨日まで、北風が冷たい月曜日、島岡美延です。今日こそ政倫審で何かを聞ける?

国会のループのような「中身のない答弁」、国民に選ばれ、特権に守られた人たちによる質疑応答の光景に呆れるばかりでも、それが現実。もしあなたの身に現実とは思えないこんなことが起きたら? 映画『ペナルティループ(22日公開)』をご紹介します。『人数の町』の鬼才・荒木伸二監督によるオリジナル脚本。犯人に何度でも復讐できるプログラムにサインしますか?

岩森淳(若葉竜也)は、6月6日月曜日の朝起きて家を出て仕事をし、最愛の恋人・唯(山下リオ)を殺めた溝口登(伊勢谷友介)を殺害し、疲労困憊で眠りにつく。翌朝目覚めると周囲の様子は昨日のままで、溝口もなぜか生きている。そしてまた今日も、岩森は復讐を繰り返していく――。

犯罪に巻き込まれた喪失感、少しずつ変わっていく「復讐する者・される者」の関係性。これまでのタイムループものと一線を画す独自性が見事。

 

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誰とどう住むか、選べる社会を

2024年03月17日 07時33分37秒 | 日記、その他

敦賀までの北陸新幹線を見て思い出した金沢旅行、島岡美延です。2015年、延伸後すぐに『かがやき』で父も一緒に行った旅。兼六園は車椅子、その後、旅行は難しくなってもう9年。

人間が一生のうち、どこでどう暮らすのか、それを「選んで」いるのか、「選ばされて」いるのか。葛西(クズニシ)リサ著『13歳から考える 住まいの権利 多様な生き方を実現する「家」のはなし』(かもがわ出版)で、そんなことを考えました。

図書館のティーンズ向け、結構使える本が多くて、これは戦後の住宅政策から、現在の空き家問題、高齢者や外国人が家を借りられない問題など網羅。「住宅がないのは自己責任じゃない」「1988年の空き家率9.4%、2018年は13.6%、地方は20%超」「住宅戸数はとっくに世帯数を超過、国の持ち家優先政策で、住む家がない人が増えた」等々。

「誰と住むかを選べない社会ってとても怖い」という学生の言葉が本を書くきっかけになったという著者。この社会、変えていける?

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ドラムへの愛が止まらない人々

2024年03月16日 07時23分27秒 | 姿勢&見た目

大手春闘の賃上げ高水準、気温も上昇の週末、島岡美延です。どんよりするのは政治家の言い訳オンパレード。政倫審に出ない面々、選挙には喜んで出る? その頃、有権者は忘れているとでも?

むしゃくしゃして叩くのはダメだけど、叩いたら気持ちよさそう! 映画『COUNT ME IN 魂のリズム(昨日公開)』をご紹介します。超一流ドラマーから若手まで、ドラマーたちの人生、ドラムへの愛が溢れるドキュメンタリー。

子どもの頃、鍋やフライパン、家の中であらゆるものを叩いていたり、初めてドラムセットをプレゼントされた時の思い出。ピアノでもない、ギターでもない、ドラムと出会ってしまった者たちが語る「音楽とは何か」。

ポリス、ディープ・パープル、クイーン、ピンク・フロイド、ユーリズミックス、ブロンディ(これで一部)などの最強ドラマーたちが登場。女性ドラマーたちに共通するのは「女にドラムが叩けるか」との偏見、悔しさを経験していること。「演奏でそんな声を黙らせた」彼女たちに拍手。

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景色を楽しみながら速く歩く

2024年03月15日 08時00分12秒 | 姿勢&見た目

国会と国民の隔たりは果てしなく、島岡美延です。政倫審はやるほど疑問が増え、記録も記憶も曖昧に違法状態を続けた議員たちが政権を維持してきた年月。同性婚や夫婦別姓を求める人たちが受けてきた人権侵害、苦しさに耳を傾けず、まだ裁判を見守るだけ? そろそろ、仕事をしては。

さて、桜の開花予想も気になる時期、今月の姿勢テーマ『1分速歩を積み重ねて筋肉貯金を』を実践していますか? 服装が少しずつ軽やかになっても、相変わらずスマホ歩きでぶつかりそうな人ばかり。下を向いてスマホをいじっていては、そもそも速歩はできません。

桜の前に街路樹のコブシが咲き始め、そんな景色を見ながら、ちょっと速歩をしてみる。息がはずむくらいの速さが理想ですが、あまり口を開けて呼吸をすると花粉を取り込んでしまいそうなので、そこはご用心。

1回1分の速歩。1日にそれを10回。出来る日と出来ない日があってもいい。出来たことの積み重ね、それが自分の身体に表れるはず。

 

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自分の映画館を作った映画監督

2024年03月14日 08時23分19秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

この前より少しは意味のある政倫審を、島岡美延です。裏金疑惑の解明が進まなければ、法律改正のしようもなし。

ドラマのせいか、政治家の不祥事のせいか、最近「昭和」を意識せざるをえません。1980年代の空気、ここにも。映画『青春ジャック 止められるか、俺たちを2(15日公開)』をご紹介します。激動の70年代を描いた『止められるか、俺たちを』から10年後の設定。若松孝二監督が名古屋に映画館を作った時の物語。今回も若松監督を演じるのは、井浦新。完全に乗り移っている感じ。

映画館に来る人が減ってきた時代に、それと逆行するように「自分の作品を上映するため」にミニシアター、シネマスコーレを作る若松孝二。支配人に抜擢されたのは、名古屋でビデオカメラのセールスマンをやっていた木全純治(東出昌大)。田舎の映画青年だった井上淳一(杉田雷麟)は映画監督になりたい一心で若松プロの門を叩く――。

コロナ禍でも頑張った、シネマスコーレ。あの時の映画青年、井上淳一監督作品。

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「科学リテラシー」、必要ですね

2024年03月13日 07時33分56秒 | 日記、その他

昨日夕方の台風のような雨風にびっくり、島岡美延です。今日は晴れて花粉が飛びそう。

「身体にいいこと」の情報があふれる昨今。興味を持つきっかけはTVで見たから? 友人に勧められたから? SNSで有名人が言ってたから? 山本輝太郎・石川幹人著『科学がつきとめた疑似科学 「科学リテラシー」で賢く生き延びる』(X-Knowledge)を読みました。今年2月出版、図書館の本。

項目を見ると誰もがハッとするのでは。「デトックスで排出って何を?」「霊感商法や性格診断が当たるわけ」「EPAで血液サラサラってほんと?」「マイナスイオンの真実」「これまでの常識を覆す!、は疑え」「O-リングテストを検証する」等々。

面白いのは「専門家の意見」はあらゆるデータを検証した客観的なものといえないものも多い、つまり信用性が低い。商品の「都合のいいことだけ」を言う専門家、少なくない? 「人は自分の見たいものしか見ない」って、そう、陰謀論にはまるのも同じ。

 

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13歳が脅す相手は殺人犯

2024年03月12日 07時36分26秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

震災の日に過激パーティ報道の情けなさ、島岡美延です。議員の半分が女性なら、出ない発想。ドラマ『不適切にもほどがある』も驚きの「過去の感覚」そのままの与党議員。

昨日はアカデミー賞で『君たちはどう生きるか』と『ゴジラ-1.0』の快挙。視覚効果賞の山崎貴監督から、映画『ゴールド・ボーイ(公開中)』へのコメントが届いたと、ラジオで紹介してくれた金子修介監督。平成『ガメラ』、『デスノート』の金子監督の最新作は、ネットドラマで人気だった中国の原作小説を舞台を沖縄にして、脚本・港岳彦氏で鮮やかに映画化。

裕福な事業家夫婦を崖から突き落とした婿養子の昇(岡田将生)。その様子を偶然、動画で撮影した13歳の朝陽と親友の浩、その義妹・夏月は、それぞれが抱えている困難をカネで解決しようと思いつき、昇に大金を要求する。危険な取引はさらなる犯罪を招いて――。

先日、14歳が逮捕されたけど、「少年法で守られる13歳」が鍵。社会の問題が凝縮されたエンターテインメント。

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