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美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

違う“階層=セカイ”が出会ったら

2021年02月18日 07時16分26秒 | 姿勢&見た目
医療従事者へのワクチン接種開始、島岡美延です。
コロナと接する人々に差別がなくならない社会。
森会長の後任に橋本大臣で一本化、と伝えるニュースで「政界入りの父、娘」と互いを語る昔の映像を見ていると、複雑な気分。
この国には「階層がある」のでしょうか。 
映画『あのこは貴族(26日公開)』をご紹介します。
山内マリコの同名小説を岨手由貴子監督が映画化。
“女性の才能”を見せつけた、とあえて言いたいほど、別世界に生きる人々の描写は見事!
東京生まれの箱入り娘で、結婚=幸せ、と信じて疑わない華子(門脇麦)。
20代後半で婚約者に振られ、次の相手探しに奔走すると、良家の生まれの弁護士・幸一郎(高良健吾)と出会う。
一方、東京で働く美紀(水原希子)は富山出身、猛勉強して入った名門大学の学費は高く、夜のバイトをするも中退。今の仕事にやりがいも見いだせない日々。
華子と結婚する幸一郎と美紀が大学の同期生で、女性二人の人生が交錯する…。
金銭感覚、服装、“同じ階層”への疑問、その向こうにあるものとは?
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フラワーセンターのコロナ対策

2021年02月17日 07時29分45秒 | 日記、その他
今日も風が強く吹きそう、島岡美延です。
昨日は快晴の中、風は冷たかったけれど、久しぶりに10000歩を超すウォーキング。子どもの頃に行って以来?の大船フラワーセンターへ出かけてきました。
まだ花が多い時期でもなく、緊急事態宣言下でイベントはすべて中止、「密」になる心配は皆無。
指定管理者は日比谷花壇などの神奈川県の施設で、入口では検温、アルコール消毒、入場券のタッチパネルも係員が操作してくれる…。
感染対策の徹底というより、広い屋外と温室からなるこの施設で「その対策の意味は?」と思ってしまうほど。
入場者も数えられるくらいで、近くですれ違うこともなし。正直、マスクだって何のためにつけているかわからない…。
それはともかく、温室のブーゲンビリアやハイビスカスを楽しんで、各種の梅は、美しい競演ぶり。
「玉縄桜」という固有種は2月下旬が見頃の桜で、五分咲きくらいで可憐でした。
ショウブやバラなど、多くは出番を待っている時期。
次に行くときは、コロナの心配がなくなっていてほしいものです。



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令和の時代に、デコトラ再び

2021年02月16日 07時32分33秒 | 姿勢&見た目
北海道では「数年に一度の猛吹雪」の予報、島岡美延です。
首都圏は昨日の大雨も先週の地震も忘れさせるような青空。雪国の大変さ、地震の後片付けに追われている人々にも心に留めておきたいです。
昨日のラジオに香月秀之監督が久々に登場。
映画『新 デコトラのシュウ 鷲(19日公開)』をご紹介します。
哀川翔主演の「デコトラのシュウ」シリーズ、12年ぶりの新作。
昨年4月に予定されていた撮影は、緊急事態宣言で延期。なんとか7月に再開されるも、「人間関係が濃密」な作品だけに、苦労の連続だったよう。
デコトラのイベント会場で、鷲一郎と欽太(柳沢慎吾)率いる浅草メンバーは、龍太(水野勝)たち不良トラッカーチームとダンスバトルになってしまう。
そこで出会った演歌歌手すずめ(剛力彩芽)に鷲一郎が一目惚れ。
根っからの世話好きな鷲一郎は、デコトラ仲間たちとすずめの父親探しの旅に出る…。
理屈抜きに笑えて、応援したくなる、令和の時代に蘇る痛快大衆娯楽活劇!
コロナを乗り越えて作られた映画、登場人物が愛おしいです。
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外を歩けば、いいことがある

2021年02月15日 07時27分39秒 | 姿勢&見た目
雨の月曜日、地震にも要警戒、島岡美延です。
土曜の夜に発生した福島沖の地震、「家族ごとのテント」が並んだ避難所も。
コロナ対策でしょうが、東日本大震災から10年たって、ようやく日本でもプライバシー保護の避難方法が登場、ともいえそうです。
さて、今月の姿勢テーマ『1年間の経験を生かして、外で歩こう』を実践していますか?
10都府県では、緊急事態宣言が続いていて、自粛疲れ、という言葉も多く聞きます。
スポーツクラブなどが閉鎖されていないのは、人間にとって運動することは必要不可欠、というわけで、そこは去年春の宣言時とは違います。
ステイホームで筋肉量の低下、目の疲れをはじめ、心身ともにストレスフルの日々。
自分を「違う環境におく」ため、簡単に出来るのが、外に出て光を浴びること。
少しずつ花の種類が増えていく時期、メジロなど鳥たちもやってきます。
つぼみを見上げて、桜の開花を予測しながら歩くのも楽しそう。
早歩きをしたり、立ち止まって観察したり。
筋力と心、両方に喜びをもたらしてくれる春の散歩。
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コロナ禍のバレンタインデー

2021年02月14日 07時24分09秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
東日本大震災の余震で震度6強、島岡美延です。
昨夜、そろそろテレビを消そうとした時、緊急地震速報。
神奈川にも揺れは来る、と身構えて、かなり長く揺れていた印象(ここは震度3)。
東日本大震災からまもなく10年、の意識が高まる中、本当に驚きました。
津波はなかったけれど、東北の皆さん、どれほど恐ろしかったことか。
今日はバレンタインデー、去年の今頃は、まだ「クルーズ船でコロナ感染が大変らしい」という感覚だったかしら。
この1年で減ったもの、それは“義理”や“義務”での人間関係。
職場の強制的な飲み会、面倒な親戚付き合い、抜けにくいコミュニティ…(私にはもともと無縁だったけど)。
ムリやムダもなくなってラッキー、ただその一方で「雑談の必要性」に目覚めた人も。
マスクには“できるだけ無言で”、という強制力もあり、この1年でどれだけの「むだなおしゃべり」が世界中から消えたことか!
告白の意味合いは減り、日曜&リモートで義理チョコも苦戦のようですが、バレンタインデー…、どうぞ楽しい雑談を。



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在宅医は、“終末の伴走者”

2021年02月13日 07時10分38秒 | 姿勢&見た目
暖かな週末でも緊急事態宣言中、島岡美延です。
「お出かけ日和」と呼びかけない天気予報。散歩に行ったら、河津桜が咲いていました。
コロナ重症者は減っているも、死者の数は…。
看取りや葬儀の困難さは変わっていないよう。
どんなお別れが理想か、“その瞬間”は1度だけ。
映画『痛くない死に方(20日公開)』をご紹介します。
本日公開の『けったいな町医者』の長尾和宏先生の原作を高橋伴明監督が映画化。
奥田瑛二と柄本佑という、最強の義理父子共演!
夜中も電話が鳴り、仕事に追われる河田(柄本)は家庭崩壊寸前の在宅医。
末期の肺がん患者の娘(坂井真紀)から、病院の延命治療ではなく、“痛くない在宅医”を選んだと告げられるが、苦しい日々の最期を迎えさせてしまう。
先輩在宅医の長野(奥田)は「病院からのカルテではなく本人を見ろ」という。
2年後、肺がんの本多(宇崎竜童)を担当する河田、「痛くない死に方」は可能なのか。
看護師役の余貴美子、本多の妻役の大谷直子…、“こうありたい”と思う時間が流れています。


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日本の犯罪小説、韓国で映画化

2021年02月12日 07時33分32秒 | 姿勢&見た目
この“交代劇”は世界標準に叶うのか、島岡美延です。
いま辞められても困る、としていた組織、責任取って辞める当人が後任を名指し、肩書はともかく一緒にやっていこう…、こういうのを繰り返し見てきたような?
次から次へと問題が起きるのは、大ヒットのクライム・サスペンス。
映画『藁にもすがる獣たち(19日公開)』をご紹介します。
曽根圭介による同名小説が原作。金に取りつかれ、欲望をむき出しにした人々の物語を『悪人伝』などの製作陣が韓国映画界を代表するキャストで映画化。
事業に失敗し、アルバイトで生計をたてているジュンマン(ペ・ソンウ)は、勤め先で客がロッカーに忘れていったバッグを発見する。中には10億ウォンもの大金!
過去を清算したい女ヨンヒ(チョン・ドヨン)、疾走した恋人の借金に追われる空港職員テヨン(チョン・ウソン)、借金と夫のDVに耐える女性、詐欺の容疑者を追う刑事…、地獄から抜け出すために藁にもすがりたい獣たちの運命は…。
ユーモアとテンポに魅せられ、怒涛のラストへ。最後に笑うのは、誰?
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子どもたちを“我が師”とした教育法

2021年02月11日 07時12分20秒 | 姿勢&見た目
暖かくなる「建国記念の日」、島岡美延です。
高校生ら9人が犠牲になった「えひめ丸事故」から20年。
当時の行動が問題視された元首相が、差別発言で世界から非難される…、“反省”って、なに?
人間の本質的な素養は、いつ、どんな形で築かれるのでしょう。
映画『モンテッソーリ 子どもの家(19日公開)』をご紹介します。
アンネ・フランクから英国ロイヤルファミリー、GAFAの各創業者、将棋の藤井聡太二冠…、この人たちが受けたという「モンテッソーリ教育」。
イタリア出身のマリア・モンテッソーリが20世紀初頭に考案し、世界中に普及しているメソッドの秘密をさぐるべく、フランス最古のモンテッソーリ学校の幼児クラスに2年3か月密着したドキュメンタリー。
最大の驚きは、クラスが“静か”なこと。
2歳半から6歳の子どもたちの集中力がすごい!
自ら道具を選び、それぞれ学び、遊んでいる時間。
静かなのには、大人が教えない、という理由も。
子どもがすることを見守る、それは未来の担い手として存在を認める、ということ。
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“危機はまだ先”と思いたい心理

2021年02月10日 07時35分07秒 | 日記、その他
危機の最中ほど、“まだ大丈夫”と思いたい、島岡美延です。
女性差別発言は、釈明、擁護が“火に油を注ぐ”事態に。
ボランティアは黙ってわきまえていればいい? スポンサーからの苦言なら動く?
コロナの感染拡大も“まだ大丈夫”と思いたかったか、年末年始の感染急拡大で大混乱。
医療現場も飲食業も私たち一人一人も、より長期間、厳しい状況にさらされることになりました。
ヒマラヤの氷河が崩壊してインド北部で洪水、土石流が発生し、大変な被害が出ています。
この冬、日本海側は記録的な大雪、太平洋側は超乾燥状態…、地球温暖化の危機が叫ばれて、どれくらいたつでしょう。
「このままでは、20XX年までに…」と語られる危機は、実は“今はまだ、大丈夫”と思ってしまうことにも。
去年のレジ袋有料化の前から、エコバッグは使っていましたが、中には「プラスチックごみ」に出される容器や袋がいっぱい。
せめて、家でフードロスは出さないように心がけてはいるけれど。
もう少し不便を受け入れる、本気でそうならないと、困るのは私たち。
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室蘭で、“記憶”をたどる物語

2021年02月09日 07時45分11秒 | 姿勢&見た目
テニス全豪オープンが無事に開幕、島岡美延です。
錦織選手は、ホテルの部屋から出られなかった2週間の影響もあったはず。
あの時、自分はどこで何をしていたか、映像や音をきっかけに急に思い出すこと、ありませんか?
そんな物語が岩波ホールで上映中、映画『モルエラニの霧の中』をご紹介します。
昨日のラジオに、脚本・音楽も担当した坪川拓史監督が登場。
舞台挨拶でも流したという小松政夫さんの「留守電」を聴かせてくれました。
最初の映画の出演交渉をきっかけに20年の親交があったそう。
監督が暮らす室蘭を舞台に、“街の自画像”のような7つの物語。
満開の桜を室蘭特有の強風が散らしてしまい、撮影が翌年に延びるなど、5年もの時間をかけた意味が映像ににじみ出ています。
その一本桜は、“出演者”の存在感。
小松さんは、妻を介護する夫役で、アドリブに深い味わい。
大杉漣さんは、老舗写真館の主人。その建物は築100年以上。大きなカメラを担ぐ蓮さんは、今も人々に声をかけていそう。
「街と人の記憶」を織り込みました。

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