美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

谷崎潤一郎の世界を新感覚で

2018年01月21日 07時19分26秒 | 姿勢&見た目
よく晴れる日曜日、島岡美延です。
明日の雪は関東平野部でも積もりそう。
『細雪』『痴人の愛』など、谷崎潤一郎作品は数多く映画化されています。
その“ゆがんだ純愛”ともいえる世界を3人の映画監督が、エッセンスを凝縮させて、3本の現代劇に甦らせた企画『TANIZAKI TRIBUTE』。
その1本目、映画『神と人との間(27日公開)』をご紹介します。
手がけたのは『下衆の愛』などの内田英治監督。
そもそも谷崎潤一郎が自らの妻を作家・佐藤春夫に譲ったという「細君譲渡事件」をもとにした小説が原作。
町医者の穂積(渋川清彦)と親友で売れない漫画家の添田(戸次重幸)は、ともに熱帯魚屋で働く朝子(内田慈)に惚れているが、穂積が添田に彼女を譲って、二人は結婚。
しかし、添田はすぐに愛人を作り、朝子に穂積と不倫するようにけしかける。
かつての親友に馬鹿にされ、挑発されながらも、一心に朝子を想う穂積だったが、ある事件がきっかけで…。
この企画、『富美子の足』、『悪魔』と順次公開。

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宙を舞う少年の力は

2018年01月20日 07時09分58秒 | 姿勢&見た目
大寒の今日より気になる明後日の雪、島岡美延です。
いよいよ“オウム裁判終結”へ。
1月17日が阪神淡路大震災、3月に地下鉄サリン事件…、1995年は大変な年でした。
身体が宙に浮く…、人々をそう信じ込ませた元代表は、何も語らぬまま。
信じがたいものを見た時、人はどうなるのでしょう。
映画『ジュピターズ・ムーン(27日公開)』をご紹介します。
『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』で圧倒的な世界観を見せたコーネル・ムンドルッツォ監督の最新作は、難民、テロなどを考えさせるSF。
医師シュテルンは、難民キャンプで働きながら、違法に難民を逃して、医療ミスの訴訟賠償金を稼ぐ日々。
ある日、ハンガリー国境付近で被弾したシリアの少年アリアンが運びこまれる。
この少年はなんと、重力を操って浮遊し、傷を自力で治癒する能力を持っていた。
シュテルンはアリアンを使って、金儲けを思いつく。
一方、アリアンを違法に銃撃した国境警備隊が、二人を追ってくる…。
またも監督の手腕に脱帽!

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“多様性が活力”というハエ

2018年01月19日 07時08分05秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
白鵬に続き、稀勢の里も休場へ、島岡美延です。
昨年の初場所、怪我をしても賜杯をつかんだ稀勢の里。
日本出身力士の横綱誕生に湧いて1年…、今の大相撲の状況を誰も想像しませんでした。
1年前、さすがに選挙戦の時とは変わる?とも思われたトランプ大統領。
まさか、世界の超大国のトップに立った人物が、ツイッターで一方的な発信を重ね、フェイクニュースと叫び、世界を分断して、あっという間に1年がたってしまうなんて。
そんな中、ハエの世界のこととはいえ、ちょっと興味深い研究結果が。
「性格が異なる2タイプのハエを一緒に飼ったときのほうが、同じ性格のハエだけを集めて育てたときよりも元気な個体が多くなる」ことを千葉大などのチームが、実験で突き止めたそう。
使われたのは、キイロショウジョウバエの「せかせか型」と「おっとり型」。
ハエにもそんなの、いるんですね。
集団全体の活力を高めるうえで“多様性”が大切なことを示す成果。
少数派が活躍できる環境を作る大切さ、きっと、人間の世界も。

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70代の夫婦が目指した場所

2018年01月18日 06時35分16秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
雨上がりの暖かい一日に、島岡美延です。
阪神淡路大震災のあと、複雑な思いを抱えて23年間を過ごしてきた人々が大勢いること、あらためて考えました。
ある夫婦が50年以上、人生をともにする、それって本当に奇跡のような素晴らしさです。
映画『ロング,ロングバケーション(26日公開)』をご紹介します。
名優の共演、この旅を見守って下さい。
アルツハイマーが進行してきた元文学教師のジョン(ドナルド・サザーランド)と全身にがんが転移した妻エラ(ヘレン・ミレン)。
エラが入院する日、子どもたちが両親を迎えにきたら、いない。
車庫から消えたのは、古いキャンピングカー。
どうやら、ジョンの運転でどこかへ行ってしまったらしい。
必死に探す娘と息子のことは想定内と、携帯電話も使わない。
夫が好きだったヘミングウェイの家に向かって、アメリカを横断するルート1号線をひた走る。
時々混乱するジョンの記憶から、かつての隠し事まで発覚!?
思い出の音楽、写真…、宝物のようなロードムービーをぜひ。
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震災の教訓を“次”へ

2018年01月17日 07時17分55秒 | 日記、その他
阪神淡路大震災から23年、島岡美延です。
テレビから伝わってくる信じがたい光景…、日本で起きているとは思えませんでした。
関東に住む私は、23年前の揺れを経験していません。
以前、広島出身の若い人と話した時、東日本大震災を経験していないし、阪神淡路の時は生まれてないので、「地震は他人事」のようでした。
一方、大阪出身のバレエの先生と話したら、小学生で震度6の揺れを経験し、余震など、揺れるたびに怖くて泣いていたそう。
東日本の揺れに遭遇したときは、ものすごい勢いで子ども時代のことを思い出したといいます。
繰り返し、大きな地震に襲われて、防災関連の番組も多い日本。
それでも“人生で経験するまでわからない”ことだらけなのかもしれません。
首都圏で大地震が起きたら、まずは「自助」でなんとかするしかない。
周りの人と助け合う「共助」も大切。
人口の多い首都圏ほど「公助」を受けられるには相当、時間もかかります。
避難所での知恵も蓄積されているはず。
“次”へ生かすために。
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人口2万5千人、教育で町おこし

2018年01月16日 07時09分24秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
昼間の暖かさにホッとしたいところ、島岡美延です。
屋根の雪下ろしなどで80代、90代のお年寄りが犠牲になるニュースを聞くと、若い人が少ないのだろうと想像します。
小さな地方都市が、ある挑戦を始めています。
映画『ニッポンの教育 挑む 第二部 (公開中)』をご紹介します。
昨日のラジオに、筒井勝彦監督が登場。
数年前、仕事で出会った、教育実践研究家・菊池省三氏の取り組みを追いかけることに決めたそう。
2016年春、高知市のすぐ西隣、いの町。
人口約2万5千のこの町で、地域と学校がひとつになった町づくりが始まった。
菊池氏を教育特使に委嘱して、公立学校の現場を変えようというのだ。
菊池実践の代名詞「ほめ言葉のシャワー」が、子どもたちの“自尊感情”“コミュニケーション能力”を育てているのが、手に取るように伝わってきます。
子どもだけじゃなく、先生たちも褒め合う研修などで変わっていく…。
美しい自然、みんなが笑顔になれる教室、この子たちは、間違いなくこの故郷を愛し続けるはず。
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身体の中でも“目指すイメージ”

2018年01月15日 07時19分01秒 | 姿勢&見た目
ようやく、昼間は10度超えの予想、島岡美延です。
厳寒の土日のセンター試験、お疲れさまでした。
平昌五輪まで3週間余り、現地は氷点下15~20度の寒さの上に、風が強くて体感温度はもっと低いとか。
さむっ…!
とにかく身体が縮こまりがちな季節ですが、今月の姿勢テーマ『目指す身体のイメージを持とう』を実践していますか?
今年こそダイエットと思った人、いわゆる年末年始太りは解消できているかしら。
日常生活のクセ、歩き方、座り方、寝相…、身体の使い方一つ一つが、あなたの今の身体を作っています。
昨日のNHKスペシャルによれば、腸こそが身体全体の免疫の仕組みに影響を及ぼしているそう。
生活習慣病にならないように、食べ物に気をつけたい…、というのは誰もが思うところ。
昨夜の番組で、精進料理を食べている修行中のお坊さんたちの腸内環境が素晴らしく、アレルギー症状が減ったことが報告されていました。
食物繊維をしっかりとって、よい腸内環境を作ることは、見た目にも理想の体型につながるはず。
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ロシア産のスーパーヒーロー映画

2018年01月14日 08時42分39秒 | 姿勢&見た目
この寒さ、早く緩んでほしいもの、島岡美延です。
世界各地で記録的な寒さ、大雪…、人々の生活に支障が出続けています。
寒さには慣れているロシアから、これはアメリカへの挑戦状?
映画『ガーディアンズ(20日公開)』をご紹介します。
ハリウッド超大作と見まがうスケール、純正ロシア産SF映画の誕生です。
冷戦下のソヴィエト。
違法な遺伝子操作により、特殊能力を持った兵士を生み出す“パトリオット計画”が進行し、超人部隊が生み出されようとしていた。
名声の独り占めを企んだ科学者クラトフの裏切りにより、研究所は破壊され、超人たちも姿を消す。
50年後。
自らも超人となったクラトフがロシアを崩壊させようとした時、世を捨てて生きるかつての超人たちが集められた。
獣のパワーを持つ科学者アルスス、念動力で鉱物を操るレア、超音速の剣の達人ハン、擬態能力で忍び寄る美女クセニア…、チームの名はガーディアンズ。
国家ぐるみのドーピング疑惑があるロシア、超人を生み出す研究もけっこうリアル?

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伝説のカルトムービーが、まさかの

2018年01月13日 09時59分08秒 | 姿勢&見た目
空気は日差しがあっても冷え切っていますね、島岡美延です。
毎年この厳しい季節に、受験生は大変…。
私も某大学の入試の朝、雪でした(東京で)。
その学校が母校になっていたら、別の人生だった?
バブル時代に作られたカルトムービーが、様々な人生の時間を経てパワーアップ。
映画『星くず兄弟の新たな伝説(20日公開)』をご紹介します。
もとの『星くず兄弟の伝説(1985年)』は、19日まで、限定リバイバル・レイトショー。
80年代の異才・近田春夫が、当時23歳の映画作家・手塚眞と組んで作り上げた、唯一無二のロック・ミュージカル・ムービー。
主演した“スターダスト・ブラザーズ”の高木完・久保田慎吾が、本人たちの姿で新作でも登場。
もちろん、近田&手塚コンビの再タッグ。さらに脚本にケラリーノ・サンドロヴィッチが参戦。
舞台は近未来。スターダスト再結成のため、若返りをはかって、月へ行った二人(三浦涼介、武田航平)が繰り広げる物語。
どこまでも自由でカラフル、見たこともない一作。
コメント (2)
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パディントン、逮捕される!

2018年01月12日 07時35分30秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
大雪の被害、広がりませんように、島岡美延です。
電波塔が雷を受けたり、列車が立ち往生する今回の大雪や暴風…、気象現象は、夏も冬も過激になっているのでしょうか。
ロンドンはこの“クマ”のおかげで冬も暖かい? 
映画『パディントン 2(19日公開)』をご紹介します。
“紳士すぎるクマ”が大活躍した『パディントン』から2年。
すっかりロンドンの生活になじみ、ブラウン家の一員となったパディントンは、故郷にいるルーシーおばさんに誕生日プレゼントをしようと、窓ふき掃除のアルバイトを始める。
ある日、貴重な絵本が盗まれる事件が起こり、現場に居合わせたパディントンが、容疑者として逮捕されてしまう。
怪しいのは、絵本に隠された秘密を知る、落ち目の俳優・ブキャナン(ヒュー・グラントが怪演!)。
刑務所に入れられたパディントンは、恐ろしい囚人ナックルズ(ブレンダン・グリーソン)とまさかの友情を結ぶ。
ブラウン家の人々、囚人仲間らと、真犯人探しに乗り出す…!
気球や列車でのアクションも満載。
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