美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

同じ言葉の繰り返しは

2016年05月21日 06時47分12秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
さわやかな気候にふさわしくないニュースばかり、島岡美延です。
昨日の舛添都知事の記者会見を冒頭数分だけ生放送で見ました。
次々と出てきたお金にまつわる問題。
道義的責任というより“公職選挙法違反では?”という新たな疑惑も。
「厳しい第三者の公正な目で見てもらって」という言葉だけが印象に残った記者会見。
数分見ただけで、なにこれ、と思いましたが、なんと2時間以上に及んだ会見で、40回以上、繰り返したよう。
都民がどう思っているか、との質問にも同じ言い回し。
「説明に納得できない人、100%」になったのでは?
コミュニケーションの中で「何を言っても、同じ言葉しか返ってこない」ことほど虚しいものはありません。
例えば、すべて「別に」と言ってかわす(昔、問題になった女優が)。
一見、感心しているような「へえ」「そうなんですか」。
これらも、それしか返ってこないとしたら…?
繰り返し同じ言葉を言われた相手は、ばかにされたような気分に。
今回の記者会見、まさにそれ。

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観客参加型のアドリブ演劇

2016年05月20日 06時38分44秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
大相撲も女子バレーも山場の金曜日、島岡美延です。
先日のタイ戦の逆転劇にはしびれましたが、リオ五輪出場をかけて、ドミニカ戦もがんばれ!
スポーツは、シナリオがないから、人々は熱くなります。
演劇も、たまにはシナリオにない展開を楽しむのもいいかも。
劇団スタジオライフが、ホームグラウンドである中野のウエストエンドスタジオで、ちょっと変わった芝居をダブルキャストで上演中。
『THREE MEN IN A BOAT+ワン(6月2日まで)』をご紹介します。
すべての壁ぞいに三段の客席。ぐるりとお客さんに囲まれた中で、芝居をする4人の俳優は、「病気と思いこんだ3人の男」と「忠実な犬」。
健康を取り戻すため、パブで飲む日々から、テムズ河の旅へと出発した彼ら。
慣れないボートの旅は、ハプニング続き…!
全席自由で130人ほどの観客も芝居に「全員参加」。
どんな「役割」が与えられるかは行ってのお楽しみ。
シナリオにあることとアドリブからなる「想定外」に大爆笑でした。



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「あの世行き」を叶える代理店?

2016年05月19日 06時29分41秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
5月の紫外線にはご用心、島岡美延です。
昨日は、余命を知った人間たちがパニックになる映画をご紹介しました。
今日も舞台はブリュッセル、余命を他人に委ねる物語…。
映画『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店(28日公開)』をご紹介します。
孤独な億万長者ヤーコブは、母を亡くし、大きな屋敷でこれ以上、生きていても…と考える。
ある時、「あの世行き」を手伝う謎の代理店の存在を知る。
「いつ、どこで、どのように死ねるかわからない」契約を結んだヤーコブ。
ところが、その直後、同じ契約をしたという魅力的な女性アンネと運命の出会いを果たす。
同じように“死にたい”と考えていた二人が“もう少し生きていたい”と考えだす。
しかし、代理店は、契約遂行のための殺し屋を次々送り込んでくる。
それらを振り切り、逃避行の旅に出た二人に、さらなるサプライズが待ち受けていた…!
ユニークなブラックコメディで、人生を考えてみませんか?
安楽死を認めるベルギー、物語の舞台として注目度上昇中。
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神様の娘からの「余命メール」

2016年05月18日 06時29分11秒 | 姿勢&見た目
全国的に晴れて夏日に、島岡美延です。
「近代建築の父」ル・コルビュジエの世界各国にある建築作品が世界文化遺産に登録される見通しに。
上野の国立西洋美術館本館、素敵ですよね。
こちらは「人類の父」?
神様をめぐるちょっと変わったコメディです。
映画『神様メール(27日公開)』をご紹介します。
神様は、ベルギーのブリュッセルのアパートに家族と一緒に住んでいて、鍵のかかる部屋でパソコンを使い、世界を支配していた。
ある日、神様の10歳の娘(人々にその存在は知られていない)エアが、父のパソコンから人間に「余命を知らせるメール」を送る。
それは、運命に縛られずに生きてほしいとの願いからだったのだが、世界中が大パニック。
エアは、父に背いて“人間界へ家出”して、出会った人間たちに奇跡を引き起こしていく。
神様もエアを追って、人間界へ。
家に残ったのは、妻(女神)のみ。
予想できない奇跡の展開、最後に待っていたのは…!?
カトリーヌ・ドヌーヴが驚きの役で出演。



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昨夜、もっと大きな地震だったら

2016年05月17日 06時49分11秒 | 日記、その他
本降りの雨の一日になりそう、島岡美延です。
昨夜の茨城県を震源とする地震、驚きました。
DVDを見ていたのですが、揺れを感じ、携帯の緊急地震速報が鳴り、すぐにNHKのニュース画面に切り替えました。
最大震度5弱、川崎市は、震度3だったよう。
熊本の人たちは、こんな揺れをこの1か月、毎日何度も経験したきたのです。
昨日は、熊本地震の本震から1か月。
なお進まない、住むところを確保することへの道のり。
ここで、いろんなことを想像してみました。
もし、昨夜の茨城の地震が、もっと大きいものだったら。
熊本では28時間に2回の震度7。
1年以内に震度7が日本列島のあちこちで起こるかもしれない。
どんな専門家にもわからないことがある、ということはもう明らかになってしまったはず。
もし、昨夜の地震で、首都圏に家を失う人が大勢出て、この雨の中、避難所にも入れない人があふれたとしたら。
熊本の復興を日本中が応援しようとしている時に、次の大地震が起きない保証はない。
そのことをあらためて、肝に銘じなければ。
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母と、妹の発表会へ

2016年05月16日 05時57分00秒 | 日記、その他
九州から雨、島岡美延です。
GWが終わっても、イベントが多かった週末。
母と一緒に、妹のバレエの発表会に出かけました。
発表会は衣装など荷物が多いし、観に行くほうも花束など持っていくので、天気が心配でしたが、五月晴れでラッキー。
子どもと大人を合わせて二十数名とゲストのダンサー数人。
こじんまりとした発表会ながら、皆さん、楽しそうでした。
妹は仕事が忙しく、週に1回のレッスンができればいいほうみたい。
それでも教える先生の的確なご指導の元、バレエ仲間とともに、無事に踊り切りました。
何度目かになる舞台を重ねて、確実に“成長”していることがうかがえます。
私も妹も、まさか大人になってバレエを始めるなんて、母は想像していなかったでしょう。
二人とも子どもの頃は、同じ教室で楽器を習っていたので、毎年、その発表会でした。
“観るほうが緊張する”と母は言いますが、二人のバレエも今ではそれなりに“安心して”観られるようになったとか…?
秋には私の発表会、がんばらなくては!
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初夏らしい風を楽しもう

2016年05月15日 06時19分04秒 | 姿勢&見た目
爽やかな空気の青空、島岡美延です。
5月半ばは、沖縄では梅雨入り間近。
北海道では本州とは別の桜が見ごろ。
首都圏はもう冷たい食べ物が欲しいような気候になっていますが、この初夏という季節をもうしばらく味わいたいですね。
今月の姿勢テーマ『周囲の気配を感じながら楽しんで歩く』を実践していますか?
通勤通学の人々を見ると、本当に多い、イヤホンをして歩く姿。
その脇をスピードをあげて走り抜けていく自転車などを見ると、歩行者はどこまでその気配をわかっているか、心配にもなります。
電車の中なら、周りを遮断してスマホの画面やイヤホンの音に集中してもさほどの危険はないでしょうが、歩行中はご注意を。
近年は、夏の時期がなんだか長くなっていて(クールビズの時期は5カ月間も)、1年を通じて本当に過ごしやすい季節ってわずかです。
長い雨傘が手放せなくなる前に、青空と爽やかな風、木々の緑を全身で感じましょう。
目で、耳で、鼻で、肌で。
人間が本来持っている“感覚”を鍛えるチャンスです。
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くまモンと熊本城というシンボル

2016年05月14日 06時45分47秒 | 姿勢&見た目
熊本地震から1ヶ月、島岡美延です。
震度1以上の地震がもう1400回以上。
九州は梅雨入りも近くて、災害が現在進行形であることが心配です。
まだ1万人以上が避難所生活、罹災証明書を発行する役所の人手不足も深刻。
そんな中、こどもの日に、くまモンが活動を再開したというニュースが大きく報じられました。
災害の際、有名人が何か行動すれば売名行為といわれる昨今。
日本人全体から余裕がなくなっているのか…。
ゆるキャラを復活させている場合かという非難を恐れてもいたのでしょうが、くまモンの登場は、間違いなく人々に笑顔を取り戻す力になりました。
一方、崩壊がなかなか止まらない熊本城の石垣。
元の形がわからないほど崩れた建物もあるようです。
余震の心配もあり、調査にも手が付けられない状況ですが、とにかく「必ず元の姿に」というのが、熊本の人々の強い想い。
くまモンと熊本城。
歴史も姿も違うけど、誰もがその復活を待っている大きなシンボル。
その必要性とチカラを信じたいです。

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蜷川幸雄さん、逝く

2016年05月13日 06時48分46秒 | 姿勢&見た目
暑くなってきました、島岡美延です。
電車の冷房はまだちょうどよいくらい。
昨夜のニュースに思わず、えっと声をあげました。
最近、闘病中で痩せていた印象はあったけれど、つねに新しい舞台が話題になる演出家の蜷川幸雄さんが亡くなりました。80歳。
先月も彼が演出する「今年12月に埼玉で高齢者1万人による」とてつもない演劇の出演者募集というニュースを聞いて、驚いたばかりでした。
私にとって、蜷川さんといえば、真っ先に思い浮かぶのが、『身毒丸』の舞台。
藤原竜也の鮮烈なデビューを目撃し、白石加代子と渡り合うこの若者は、誰?と強い印象を持ったのでした。
歌舞伎座では、すでに野田秀樹氏演出の歌舞伎上演があって、そのあと、いよいよ登場、となったのが、『NINAGAWA十二夜』。
舞台にたくさんの鏡、尾上菊之助の美しすぎる男女二役を見て、シェイクスピアと歌舞伎って、近いなあと実感。
埼玉の劇場までなかなか行く機会はなかったけれど、彼が蒔いた多くの種は、力強く花を咲かせ続けるでしょう。
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命と引き換えに、猫を消す?

2016年05月12日 06時24分08秒 | 姿勢&見た目
快晴の夏日に、島岡美延です。
明日も今日と同じ日が続く、と思っていませんか。
もし、明日の命は、何かと引き換えだとしたら?
映画『世界から猫が消えたなら(14日公開)』をご紹介します。
佐藤健が“僕”と“悪魔”の二役に挑戦!
30歳の郵便配達員の僕、猫のキャベツと暮らしている。
母(原田美枝子)を病気で亡くしてから、時計職人の父(奥田暎二)とは疎遠に。
別れた彼女(宮崎あおい)を忘れられず、映画マニアの親友(濱田岳)が一人。
脳腫瘍が見つかり、いきなりの余命宣告。
ショックを受けて帰宅したら、目の前に僕と同じ姿の悪魔がいて「世界から何かひとつ、ものを消すことで、1日の命をあげよう」と言う。
僕が考える間も与えず、「よし、電話を消そう」と決めてしまう悪魔。
世界から消えていく、モノたち。
実はそれにまつわる思い出も一緒に消えてしまうのだ。
ついに、猫が消されようとしていた…。
アルゼンチンの世界遺産・イグアスの滝でのロケも圧巻。
岡田惠和の脚本が、切ないです。
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