美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

友だちになった、恐竜と少年

2016年03月11日 05時58分58秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
5年前も寒さが戻った金曜日…、島岡美延です。
もしも、地球に隕石がぶつからず、恐竜が絶滅していなかったら…!?
映画『アーロと少年(12日公開)』をご紹介します。
『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』など、いつも驚きと感動の“友情”物語を届けてくれるディズニー/ピクサーの最新作。
地球の主役、恐竜は、言葉や文明を持っていた。
三人兄弟の末っ子、弱虫で甘えてばかりだったアーロは、激しい嵐の際に、最愛の父親を亡くしてしまう。
川に流され、見知らぬ土地で目覚めた時、迷子の彼を救ったのは、人間の少年スポット。
身体は小さくても怖いもの知らずのスポットは、必死にアーロを守ろうとする。
二人はアーロの家族が待つ家を目指し、冒険の旅へ。
行く手には、想像を絶する大自然の脅威や様々な敵が待ち受けていた。
お互いにとって“人生初の友”…、だが、運命が二人を引き裂こうとしていた…。
“実写よりも美しい”大自然の映像技術は、ただただ、圧巻。
いまだ復興途上の日本に、必要な物語。
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マンハッタンで、この結婚は

2016年03月10日 06時34分08秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
今夜遅くから雪?、島岡美延です。
日本でも同性カップルを結婚に準ずる関係と認める動きが、少しずつ始まっています。
2011年に同性婚が合法となったニューヨーク。
映画『人生は小説よりも奇なり(12日公開)』をご紹介します。
マンハッタンで39年連れ添ってきた画家のベン(ジョン・リスゴー)と音楽教師のジョージ(アルフレッド・モリーナ)。
周囲の祝福を受けて、結婚した…はずだった。
ところが、同性同士の入籍を理由に、ジョージはクビになり、絶妙なバランスで保たれていた生活が崩れてしまう。
年金、保険、不動産…、問題が次々起こり、新婚早々、長年暮らしたアパートを出るしかなくなった二人。
ベンは甥っ子夫婦のところへ、ジョージは同性カップルの家へ、それぞれ居候。
会えない辛さ、周りとの摩擦、心が押しつぶされそうになった二人は…。
“ありのままの自分”を理解してくれる人がいることの大切さを教えてくれるのは『あぁ、結婚生活』のアイラ・サックス監督。
この切なさ、共有してみませんか。
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邦画初、標高5200M級の撮影

2016年03月09日 06時26分18秒 | 姿勢&見た目
部分日食の観察は無理そう、島岡美延です。
地球で“一番太陽に近い場所”を目指そうと思ったことはありますか?
映画『エヴェレスト 神々の山嶺(12日公開)』をご紹介します。
夢枕獏の原作。
映画化のオファーが殺到するも、スケールの壮大さからなかなか実現しませんでした。
そこに挑んだのが、平山秀幸監督。
エヴェレストに実際に登り、邦画初の標高5200M級での撮影の成果をぜひ、確かめて下さい。
山岳カメラマンの深町(岡田准一)は、カトマンドゥでエヴェレスト史上最大の謎を解く可能性を秘めた、古いカメラを発見する。
失われたフィルムを追ううち、孤高の天才クライマー、羽生(阿部寛)と出会う。
羽生の過去を探るうち、人生を翻弄されながら彼を愛し続ける涼子(尾野真千子)を日本で見つける。
彼女を連れてカトマンドゥに戻った深町は、羽生が命を懸けて行おうとしている史上初の挑戦をカメラに収める決意を固める…。
“そこにしかないもの”を登山家もカメラマンも映画人も(!)追い求めるのですね。
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4年に1度、簡単じゃない

2016年03月08日 06時39分37秒 | 日記、その他
濃霧注意報が出ている朝、島岡美延です。
世の中がひな祭りでも、天気が目まぐるしく変わっても、目の前の試合に集中が求められていた女子サッカー“なでしこジャパン”が、リオ五輪の出場を逃しました。
昨年W杯で準優勝して「女子サッカーを文化に」という覚悟を見せていた主将の宮間選手。
男子サッカーが、厳しい最終予選と言われながら見事に勝ち切った姿を見て、女子が出場できないなんて思ってもみなかった…。
澤選手が昨年末に引退した影響は、戦力だけではない何か、だったのかもしれません。
ファンだけではなく、選手自身も五輪出場を“前提”に臨んだ日本での最終予選だったはず。
でも、やはり4年に1度の五輪出場を手にするって、簡単ではないのですね。
女子バスケットボールや女子7人制ラグビーなどが、サッカーに続いて活躍してくれるイメージだったリオ五輪。
バレーボールなど、これから最終予選の種目の選手たち、あらためて気を引き締めて出場権を取りにいってほしいもの。
あと4年に迫った東京五輪のためにも。
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上野で、ルネサンス至高の美

2016年03月07日 06時44分02秒 | 日記、その他
朝から大雨警報も出る月曜日、島岡美延です。
昨日は、午後の雨が降った時、東京都美術館にいました。
日本初となる大回顧展『ボッティチェリ展』。
先月、両国へ出かけた『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』と同様、日伊国交樹立150周年を記念して開催されています(4月3日まで)。
多くの絵が、1475~1495年頃、板に描かれた極めて繊細な作品で、なかなかまとまった数の来日が叶わなかったルネサンスの大画家。
ボッティチェリが15歳で弟子入りしたフィリッポ・リッピとその息子でのちにライバルとなるフィリッピーノ・リッピの作品なども合わせて約80点。
数多く描いた聖母子像の中でも最高傑作のひとつ「聖母子(書物の聖母)」が初来日。
ラピスラズリを使っているという聖母の青い衣の鮮やかさ、そこに映える金の髪、金の糸、さらにイエスの手には金の釘と棘の冠…。
見事な構図の「ラーマ家の東方三博士の礼拝」、横顔が印象的な「美しきシモネッタの肖像」…。
さらに最晩年の傑作も。
この機会にぜひ上野へ。
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劇場が幸福感に包まれる

2016年03月06日 06時27分47秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
曇りや雨が増えるのも春、島岡美延です。
昨日、加藤健一事務所公演『Be My Baby いとしのベイビー』を本多劇場で観てきました。
2013年初演で、再演。
東京では本日まで、今後、60公演以上を各地で。
1960年代の名曲「Be My Baby」などのポップスに彩られた痛快コメディ。
久々の映画『母と暮らせば』の演技で、第70回毎日映画コンクールで、男優助演賞に輝いた加藤健一。
撮影でも「つい、声が大きくなって」いたようですが、やはりこの人のホームグラウンドは、生の声が届く、数百人規模の劇場です。
物語の舞台は、1963年イギリス。
スコットランドで結婚した若いカップル。
クリスティ(加藤義宗)の親代わりのジョン(加藤健一)と、グロリア(高畑こと美)の叔母モード(阿知波悟美)は、顔を合わせるたびに衝突ばかり。
子どもが出来ない夫婦のために、ジョンとモードが、なんとアメリカまで養子を引き取りに行ったら…。
文字通り“ベイビー”を巡って、劇場が幸福感で包まれました。
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母の余命宣告、娘は

2016年03月05日 06時31分42秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
暖かい啓蟄の土曜日、島岡美延です。
誰にでもやってくる家族の“その時”…。
映画『母よ、(12日公開)』をご紹介します。
『息子の部屋(2001)』でカンヌ国際映画祭パルムドール受賞、ヴェネチア、ベルリンも制したことがあるイタリアの名匠ナンニ・モレッティ監督。
これまで同様に製作、脚本はもちろん、主人公の兄ジョヴァンニ役で出演も。
映画監督マルゲリータ(マルゲリータ・ブイ)は恋人と別れたばかりで、離婚した夫との娘は反抗期真っ只中。
新作の撮影はなかなか進まず、人生は公私ともにままならない。
中でも一番心配なのは、兄とともに世話をしている入院中の母のこと。
アメリカから到着した主演俳優バリー(ジョン・タトゥーロ)は気性が激しい。
自己主張が強いのもマルゲリータと似ていて、現場で衝突してばかり。
そこへ、突然の母の余命宣告。
彼女が選んだ道は…。
ナンニ・モレッティ監督自身の経験をもとにした脚本には、涙と笑いがあります。
働き盛り世代のあなたこそ、ぜひ映画館へ。
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巨大腐敗権力を巡って

2016年03月04日 05時58分12秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
アメリカ大統領選は想定外の展開へ、島岡美延です。
こちらの大統領選の裏側も相当、過激?
映画『インサイダーズ 内部者たち(11日公開)』をご紹介します。
韓国歴代No.1ヒットとなり、今も記録を伸ばし続けているよう。
策士・検事・チンピラが命をかけた騙しあい。
イ・ビョンホンが暴力でのし上がる男を熱演した痛快サスペンス・アクション!
財閥と政治家の癒着は、巨大な腐敗権力を作り上げている。
新聞社に身を置く策士ガンヒ(ペク・ユンシク)に雇われ、様々な悪事を代行してきたアン・サング(イ・ビョンホン)。
財閥企業が大統領候補に裏金を送っていた証拠のファイルを手に入れ、企業を脅すも、しくじって失墜する。
一方、裏金を捜査していた検事ウ・ジャンフン(チョ・スンウ)は、ファイルを手にできず、捜査は難航。
コネも後ろ盾もない彼は、一人で責任を負わされ、左遷される。
あきらめられない検事は、復讐を企てるアン・サングに、一発逆転の“告発”を持ちかける。
さて、最後に勝利するのは!?
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卒業式の歌といえば

2016年03月03日 06時33分47秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
暖かくなりそうな桃の節句、島岡美延です。
3週間後には桜が咲く予想。
その前に卒業式の季節。
あなたは、どんな曲を歌いましたか。
映画『桜ノ雨(5日公開)』をご紹介します。
ボーカロイドで火がついてミリオンヒットを記録、今や卒業ソング定番の「桜ノ雨」。
曲をもとにした小説もベストセラーになり、作詞作曲のhalyosyが自ら原作・原案を手掛けて、ついに映画になりました。
小さな町の音浜高校合唱部に入部した未来(山本舞香)は少々引っ込み思案だけど、歌うことと、部長のハル先輩(浅香航大)が好き。
鬼顧問・芽依子先生(田畑智子)の退職が決まり、最後のコンクールで金賞を目指すことに。
いつも惜しいところで金賞に手が届かなかった部員たちにも気合が入る。
しかし、難しい曲のハードな練習で、みんなの気持ちはバラバラ。
「大好きな曲を大好きなみんなと歌いたい」という未来のひたむきな思いは仲間に届くのか…。
卒業だけでなく、仲間たちと○○をする最後の春…、そんな人を応援する物語です。
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人々の感覚に寄り添う判断

2016年03月02日 06時37分30秒 | 日記、その他
朝は冷え込み、昼は春を実感できそう、島岡美延です。
部屋の桃の花が次々咲いて、ピンクの力に癒されています。
昨日のニュースで、ホッとしたことが二つ。
いずれも一般の人々に近い感覚だと思いました。
まず、女子マラソンの福士加代子選手が、名古屋で走るのをやめたこと。
スポーツ選手が、ある大会の出場をやめることが“良かった”と受け止められるのは極めて異例のことでしょう。
でも、この決断に、心から賛同します。
「大会を制した優勝者」は単に「日本人最上位」とは違うと思うのです。
一つの大会で代表選考という方法もあるでしょうが、マラソンという競技の性質上、悩ましい問題です。
もう一つ、ホッとしたのは、認知症の高齢者が徘徊して列車にはねられ、JRが損害賠償を求めていた訴訟で、家族に責任なし、の最高裁判決。
家族の賠償責任は、総合的に判断するという初の判断が下されました。
認知症の家族を見守るすべての人が、安堵したことでしょう。
今後の仕組みづくりに是非つながってほしいです。
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