美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

「起きていること」への想像力

2013年11月20日 06時25分25秒 | 日記、その他
冬晴れという空気、島岡美延です。
太平洋側は快晴、日本海側は、雷、竜巻の予報も。
少し離れた場所で、そして遠い海外で、「今、何が起きているか」に想像力を働かせる大切さを意識しました。
それは、昨日11月19日は「世界トイレの日」というニュース。
NGO「世界トイレ機構」の創設記念日にちなんで国連が7月に制定した新しい記念日だそう。
世界の人口の3分の1にあたる25億人がトイレに不自由している現実があるなんて!
貧困地域の衛生状態が悪い、とは思っていましたが「トイレという存在自体を知らない」人々が少なくない・・・。
また、家にトイレがあっても、学校にはない(!)という地域では、それが学校へ行きたくない理由になっているとか。
「きれいで機能的なトイレ」を要求する私たちは、クリスマスやお正月など、いつも「先の楽しみ」を想像します。
100円ショップからデパートまで、自由に買い物をする選択肢があります。
こういう「当たり前」が、どれほど「当たり前」でないか、少し考えてみませんか。
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100年前に登場したバレエ

2013年11月19日 06時43分09秒 | バレエ
空気の乾燥を感じますね、島岡美延です。
先日、新国立劇場バレエ団『バレエ・リュス ストラヴィンスキー・イブニング』を観てきました。
バレエ・リュスとは、20世紀初頭、天才プロデューサー、ディアギレフが率いたロシア・バレエ団。そのレパートリーの3つの演目を「再現」してみせました。
まず『火の鳥』。フィギュアの町田選手がフリーで使う音楽でおなじみの名曲。米沢唯が、赤い衣装でテクニックを披露。
『アポロ』は、バランシン振付。母が「太陽神アポロを産む」という衝撃的シーンから登場したゲストダンサーのコナー・ウォルシュ。三人の女神たちと踊る、というシンプルな物語ですが、見応え十分。特に、本島美和が演じる「舞踊の女神」にうっとり。
もちろん、アポロの切れ味もさすが。
最後は『結婚』。ロシアの伝統的な農民の婚礼・・・、正直いって衣装は地味。
でも、4台のピアノ、4人の歌手、合唱団とともに盛り上がる男女36人の群舞は圧巻!
見たこともないバレエを見せる、これが「国立」バレエ団の使命感、拍手。
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クリスマスの東京駅は

2013年11月18日 05時58分57秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
過ごしやすい月曜日、島岡美延です。
そろそろクリスマスが気になりますか?
映画『すべては君に逢えたから(22日公開)』をご紹介します。
幸せを願う男女の6つの物語が交錯する「東京駅発」の本作。
1日100万人の出会いと別れ、旅立ちと帰郷・・・、JR東日本の全面協力で、新幹線や駅のホームも他の映画とは、一味違います。
朝ドラ『ごちそうさん』でブレイクの東出昌大は、仙台支社に転勤になった建築会社社員。街の復興の様子も。ドレスデザイナーの卵で東京に住む木村文乃とは、遠距離恋愛。
東京駅に近い洋菓子店で、クリスマスケーキを売るアルバイトは本田翼。店を一人で40年も営む倍賞千恵子には、かつてイブに東京駅で待ち合わせた男性がいた。
余命3ヶ月と宣告され、新幹線の運転士を辞める時任三郎。妻、大塚寧々と10歳の息子と最後のクリスマス・・・。
ウェブデザイン会社社長は玉木宏。女優の夢を諦めかけていた高梨臨と、東京駅近くの店で奇妙な出逢い。
つながる登場人物たち、あなたに似ている人も?

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10代の切ない痛み

2013年11月17日 06時11分06秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
各地のマラソン大会は暑いかも、島岡美延です。
今、学校で起きている問題を聞くと「私たちの頃はどうだった?」と思ったりしますが、あなたは?
映画『ウォールフラワー(22日公開)』をご紹介します。
チャーリーは、小説家志望の16歳。
入学初日に“スクールカースト”最下層に位置づけられた高校では、ひっそりと息を潜めてやりすごす日々。
そんな彼の生活は、クレイジーなパトリック、美しいサムの兄妹との出逢いにより、一変する。
初めて知る友情、恋。世界は無限に広がっていくかに思えた。
だが、チャーリーがひた隠しにする過去のある事件をきっかけに、彼らの青春の日々は思わぬ方向へと転がり始める・・・。
原作は、1999年に刊行、全米で社会現象となった青春小説で、その著者スティーブン・チョボスキーが自ら監督。
『ハリー・ポッター』のハーマイオニー卒業後、初の大役のエマ・ワトソンが奔放な女子サム。
『少年は残酷な弓を射る』で衝撃的だったエズラ・ミラーがパトリック。
誰もが過ごした10代の日々です。
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ついに「バレエの女王」の舞台

2013年11月16日 06時33分05秒 | バレエ
平年並みの気温に戻りそう、島岡美延です。
東京文化会館で『シルヴィ・ギエム オン・ステージ2013』を観ました。
東日本大震災のあとに「HOPE JAPAN」の旗を掲げ、全国を駆け抜けてパフォーマンスを行ったギエム。
来日自体を回避したアーティストも多かった中、女神の振る舞いのごとく。
私のバレエ鑑賞は、彼女がトウシューズをはいていた時代には、間に合いませんでした。
今回の『カルメン』に釘付けになると同時に、チュチュで踊る姿も一度、ナマで観てみたかった!
現代バレエの鬼才、マッツ・エックの振付。クラシックの「ルール」とは違う動きがほとんど。
男たちを圧倒する大胆なカルメンは、ギエムそのもの。
それにしても、限界知らずの身体能力、筋肉のしなやかさ・・・。 
ホセを演じたマッシモ・ムッルや柄本弾、高木綾も素晴らしい存在感を披露。
先に演じられた東京バレエ団による『エチュード』は、バーレッスンのような情景からスタート。
「そろった足の動き」の美しさなど、バレエの原点をあらためて実感!
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うつむいた姿勢の影響は

2013年11月15日 06時32分38秒 | 姿勢&見た目
寒い雨になりそうな七五三、島岡美延です。
最近の急な寒さで、身体中が縮こまっていないかしら?
うまく身体をほぐしましょう。
さて、今月の姿勢テーマ「うつむき族にならない」を実践していますか?
電車でもホームでもエスカレーターでも、とにかくスマホを見続ける人が、前後左右に・・・。
台湾の生命保険会社が興味深い調査結果を発表しています。
うつむいたまま3時間以上スマホを使う人を「低頭族(うつむき族)」と定義して、そういう人たちとそうでない人たちで、感情表現に違いがあるかアンケート。
それによると、うつむき族には「怒りっぽい」「焦ったり、落ち着きがない」という傾向が強く現れたよう。
スマホのアプリの内容による影響に加え、「姿勢そのもの」の影響もあるかもしれません。
背中を丸め、うつむいた姿勢は、マイナス思考を呼び込みがち。
背筋を伸ばし、胸のデコルテ部分を広げる意識をもって、少し顔を上げてみると、晴れやかな気分になり、前向きな考え方に。
「見た目」は「気持ち」を作ります!
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意思を持った「かぐや姫」

2013年11月14日 06時32分56秒 | 姿勢&見た目
真冬のような月の輝き、島岡美延です。
誰でも「かぐや姫」に対するイメージというのがあるでしょう。
そこへ衝撃的なコピー、「姫の犯した罪と罰」。
高畑勲監督の最新作がようやく公開!
映画『かぐや姫の物語(23日公開)』をご紹介します。
実は、昨年12月の記者発表では『風立ちぬ』と同時公開予定だった本作。
こんな裏話を伝えたくなるのも、この「日本画で綴ったアニメーション」を多くの人に体感してもらいたいから。
製作期間8年、総製作費50億円。ジブリヒロイン史上、最高の“絶世の美女”誕生!
高畑監督は考えました。
かぐや姫が「月から地球に下ろされてきた理由」を。
そして、彼女はただの「お姫様」ではなく、自ら意思を持ち、喜びも苦悩も全身で表現しうる存在として、スクリーンに登場しています。
森、草むら、花、虫、鳥・・・、命あるものの美しいこと! まさに日本画の美がそこにあります。
声は、かぐや姫に朝倉あき、翁に故・地井武雄、媼に宮本信子。
見たこともない新しい世界です。
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小金井の「王国」に潜入!

2013年11月13日 06時32分39秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
また今季一番の冷え込み、島岡美延です。
先月は台風に次々と翻弄されたと思ったら、いきなり真冬。大雪の影響もすでに。
この空間、実はいろんな「風」が吹き荒れている・・・?
映画『夢と狂気の王国(16日公開)』をご紹介します。
初監督作品『エンディングノート』でがんを患った自身の父親の最期に迫った砂田麻美監督が、昨年の夏から約1年に渡って「スタジオジブリ」に通いつめました。
自分でカメラを回し、編集、ナレーションなどもしていますが、一般的なドキュメンタリーとは違った味わい。
まず、宮崎駿監督。
ジブリの机で『風立ちぬ』の絵コンテに格闘する姿から、帰宅して部屋のカーテンを閉めて回る姿まで。
スタジオの屋上は庭園になっていて、そこで大事な時間を過ごす宮崎監督。
鈴木敏夫プロデューサーに密着すれば、「あの重要な依頼」を車から電話していることを映し出します。
さらに高畑勲監督。14年ぶりの新作が来週公開されますが、そこに至るまでには・・・!
数十年にわたるジブリ王国の秘密、必見です。
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認知症の母、息子は

2013年11月12日 06時30分23秒 | 姿勢&見た目
いよいよ一桁の最低気温、島岡美延です。
昨日11月11日は「介護の日」でした。
映画『ペコロスの母に会いに行く(16日公開)』をご紹介します。
長崎在住の漫画家・岡野雄一の16万部を超える同名のエッセイ漫画が原作。
喜劇映画の巨匠、85歳の森崎東監督の最新作は、実母の介護経験を生かした89歳の赤木春恵、初主演。
団塊世代の岡野ゆういち(岩松了)は、漫画を描いたり音楽活動に忙しい、ダメサラリーマン。
離婚して、息子のまさきと長崎の実家に戻っている。
父親が亡くなった10年ほど前から、母みつえ(赤木)は認知症に。
まさきも協力的だが、みつえが一人で留守番するのが難しくなってきた時、悩みながらも、グループホームに入れる。
面会しに行くと「誰だ?」と暴れるみつえ。
帽子を脱いでペコロス(玉ねぎ)のようなハゲ頭を触らせると「ゆういち!」と安心する母だった・・・。
みつえの若き日を原田貴和子。友人役で原田知世も。
笑いと愛にあふれた何気ない日常が「介護喜劇映画」になりました。
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いつの時代もキューピッドは

2013年11月11日 05時58分35秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
北海道、東北では本格的に雪、島岡美延です。
関東も明日からかなり冷え込みそう。
ツールは新しくなっても、告白でドキドキするのは、古今東西、変わらない・・・映画『ジンクス!!!(16日公開)』をご紹介します。
韓国から来た留学生ジホ(ヒョミン)は、あまり女の子らしくない楓(清水くるみ)と友達になる。
おせっかいなジホは、楓が「好きな人に告白なんて、とんでもない」というのを放っておけず、楓と雄介(山崎賢人)の仲をなんとか取り持とうとして、楓に笑顔を指導するなど「指南」が始まる。
ジホ流、韓国の「恋のおまじない(ジンクス)」とは、①けして女の子から告白してはいけない、②すぐTwitterフォローしてはいけない、③一回目のデートの誘いは、必ず断る・・・、まだまだ続く!
20歳の韓国人が、20歳の日本人の間を行き来して・・・。
「恋愛映画の名場面を二人で再現する」というジンクスは、ロマンチックが大好きな韓国の若者たちの定番なのかしら。
留学生の必死なキューピッドぶり、懐かしく温かいです。
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