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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

証拠の解釈、裁判の行方

2011年07月22日 07時11分41秒 | 日記、その他
今朝も涼しいですね、島岡美延です。昨日は土用の丑の日としては、うなぎもびっくり(?)の肌寒さでした。
市橋達也被告に求刑通り、無期懲役の判決が言い渡されました。事件の異様さだけでなく、整形手術をして2年7ヶ月の逃亡生活など、報道もかなり過熱していた事件。6人の裁判員は全員男性だったそうですが、法廷で示された証拠、被告の供述などから冷静に判断されたことと思います。
昨日は、14年前のいわゆる東電OL殺害事件で新しい証拠、というニュースにも驚きました。一審「無罪」、二審「無期懲役」、最高裁で確定とたどった裁判。あの頃はまだ裁判員裁判は始まっていません。一貫して無罪を主張していた受刑者は、再審請求中です。
受刑者のものとは別人のDNAが最新の鑑定技術で見つかったというのですが、このことが「イコール再審開始」になるとは限らないのが、司法のしくみ。
すべての証拠が出揃っているとは限らず、どう解釈するかで結果も変わる。さらに目の前の被告の発言をどう考えるべきか。人を「裁く」ことの難しさを改めて思います。
コメント
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