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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

家族のために、のはずが

2019年12月05日 06時56分08秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
アフガニスタンで中村哲医師が銃撃され死亡、島岡美延です。
使命感をもって行動している人が、こんな目に遭うなんて…。
この理不尽さ、いったい何が起きたのでしょう。
人生の困難に正面から向き合い、作品で訴えることが使命、という巨匠がいます。
映画『家族を想うとき(13日公開)』をご紹介します。
怪我で仕事を失った男性の再就職にむけての理不尽さを描いたパルムドール受賞作『わたしは、ダニエル・ブレイク』(2016)で、一度は表舞台を去ったケン・ローチ監督。
83歳の映画界の至宝がすくいとったのは、家族の支え合い。
リッキーはマイホーム購入の夢のため、フランチャイズの宅配ドライバーとして独立。
妻アビーはパートの介護福祉士ながら、時間外まで1日中働いている。
家族のための仕事が、家族との時間を奪っていき、高校生の長男セブは問題を起こし、小学生の娘ライザは寂しさを募らせていく。
そんな中、リッキーは仕事中にある事件に巻き込まれ…。
ブラックな“個人事業主”の働き方…、日本の家族でも起きていること。

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2 コメント

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Unknown (はいーた)
2019-12-31 13:44:09
こんにちは!
『家族を想うとき』観てきました。
こういう悪しきフランチャイズの仕組みは日本だけではないんですね。
この映画から何を学べば良いのか?真剣に思いました。
紹介ありがとうございます。
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はいーた様へ (島岡美延)
2020-01-01 09:32:52
はいーた様、コメントありがとうございました。
「コンビニ元日休業」がニュースになる日本、“人間らしくない働き方が家族を不幸にする”ことの連鎖を本気で食い止めないと、という2020年になってほしいです。
映画で描かれたような個人事業主の宅配ドライバーの皆さんは、この年末年始も荷物を届け続けているでしょう。
映画の原題は、不在連絡票のメッセージです。
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