お歳暮、年賀状だって

昨日までの日差しはなく真冬のような週末へ、島岡美延です。
寒さの中、“桜はもう終わった”と思っている（思いたい）人も多いでしょうが、シンプルに考えてみませんか。
世の中の多くの仕事に、“前例を引き継ぐ”というのがあります。
“去年はどうだったか”から今年の準備が始まり、今年の教訓は、来年へ伝える…。
リストがあるものはどうでしょう。
お歳暮や年賀状だって、誰に送っていたか、そのリストをもとに準備をします。
贈り先を減らしたり、内容を変えたりもするでしょう。
司会という仕事柄、毎年同じ時期に式典やイベントで会う人たちがいます。
役所の人であれ、民間の人であれ、“前年のこと”を踏襲、参考にしない人を見たことがありません。
役所中の役所、内閣府というところは、前例無視、桜を見る会の今年のリストは直後に廃止、そんなことを簡単にすべき人々でしょうか。
当日の出欠確認に使ったような紙のリストを裁断処分するならまだしも、基本中の基本の招待者データ、この世からすべて消し去っているなんて、信じられますか。