一人の女性のために紡いだ詩

雷雨の予報も出ている今日午後、新しい総理大臣が誕生しますね、島岡美延です。なんとも慌しい一日になるようです。新総理は、どんな「言葉」を発するでしょうか。
思えば、政治家にとって「言葉」とは何かが問われ続けた数ヶ月でした。「約束」の重みとは何かを突きつけられ、辞任する鳩山総理。理想だけで政治はできないけれど、理想のない言葉もまた寂しい・・・。
あなたは、「愛している」という表現のために「言葉」を考え尽くしたことはありますか？　明日公開の映画「ブライト・スター　いちばん美しい恋の詩（うた）」の画面に現れる、あまたの星のような言葉たちに、しばし日常を忘れてみるのはいかが？
「ピアノ・レッスン」のジェーン・カンピオン監督が、英国の詩人ジョン・キーツの25年の短い生涯を映画化しました。詩人としては5年ほどの活動で、死後さらに評価が高まったキーツ。結核を患って、恋人のファニーと交わす約束、叶わぬ言葉と知りながら未来を語る二人・・・。「言葉」とは、心の栄養であり、生きていく力の源なのです！