孤高のメス、孤独なヒト

昨日は驚きました、島岡美延です。ブログで「総理は１年モノ？」と書いた数時間後、鳩山総理の辞意表明とは！　毎年の光景に、どれほどの精神力があれば、この「孤独」な職務をまっとうできるのかと思います。「孤高」であっても「孤立」は避けたい、トップという立場。明日、G8サミット出席の顔が決まります。
さて、映画のご紹介、「孤高のメス（5日公開）」の主人公は、「信念を貫く」外科医です。すべては、「自分の立場より、目の前の患者を救う」ために・・・！
1989年、ある地方の市民病院に赴任してきた当麻（堤真一）は、着任早々、緊急オペを見事に終える。ずさんなオペをしてきた野本（生瀬勝久）は、助手や看護師たちが、次第に当麻の影響を受け、結束していくのが面白くない。ある日、肝硬変患者が緊急搬送される。唯一の方法は生体肝移植、世界でも前例がない手術に当麻は？　病院は？
改正臓器移植法により、先日、提供者の親族が優先的に角膜手術を受け、脳死の臓器提供は家族の意志でも可能になりました。まさに今、考えるべき映画です。