初めての甲子園での優勝は神戸弘陵、島岡美延です。
女子硬式野球の新たな歴史、ニュース映像や新聞の記事を見るだけで、自分でも驚くほど涙が止まりませんでした。
身体は小さいけれど、甲子園での躍動感は、男子以上?
この舞台に立つまでに、どれだけの「女の子なのに」をはねのけてきたことか。
勝利の瞬間、マウンドにいた島野投手は、中3の時、男子に交じったチームで大会優勝投手になった経験も。
2人の兄は大阪桐蔭、履正社に進み、甲子園出場。自分の高校生活にはないと思っていたよう。
小学生の頃は男子より体格がよくても、だんだん「女子には無理」という現実を突きつけられる思春期。
マラソンだって「女子には無理」といわれ、隠れて参加した女子選手の存在が、常識を変えてきました。
1964年の東京五輪になかった女子マラソン、登場したのは1984年のロサンゼルス五輪。
女子の夢舞台がもっと広がり、誰にとっても「○○のくせに」などという言葉で選択の幅を狭められない世の中へ。
今夜、東京パラリンピック2020開会式。
女子硬式野球の新たな歴史、ニュース映像や新聞の記事を見るだけで、自分でも驚くほど涙が止まりませんでした。
身体は小さいけれど、甲子園での躍動感は、男子以上?
この舞台に立つまでに、どれだけの「女の子なのに」をはねのけてきたことか。
勝利の瞬間、マウンドにいた島野投手は、中3の時、男子に交じったチームで大会優勝投手になった経験も。
2人の兄は大阪桐蔭、履正社に進み、甲子園出場。自分の高校生活にはないと思っていたよう。
小学生の頃は男子より体格がよくても、だんだん「女子には無理」という現実を突きつけられる思春期。
マラソンだって「女子には無理」といわれ、隠れて参加した女子選手の存在が、常識を変えてきました。
1964年の東京五輪になかった女子マラソン、登場したのは1984年のロサンゼルス五輪。
女子の夢舞台がもっと広がり、誰にとっても「○○のくせに」などという言葉で選択の幅を狭められない世の中へ。
今夜、東京パラリンピック2020開会式。
島岡さんおっしゃる通り、ひとつひとつのプレーに思いがこもっているのがよく見えるようでした。最後の場面のときの投手は兄弟が甲子園に行っていただけでなく、リトルリーグ時代の同級生が、大分明豊高校のエースとして、この夏の甲子園にも・・・なんてすごいつながりとも。
まだまだ、この国においては女性のスポーツに対する障壁が多い中、こうした取り組みが少しずつでも進んでいくことを期待したいですね。
まずは、女性アスリートに「結婚しても競技をつづけますか」というナンセンスな質問を撲滅するところからでしょうか。
甲子園での決勝、来年以降もぜひ続けてほしいです。
雨の日程変更がなければ、女子の決勝だけの日があったはずで、テレビ中継を見たい人も多いのでは。
出産後の女性を「ママさんアスリート」と呼ぶのもやめてほしいし、マラソンの細かすぎる解説のあの人にも、やたらプライベートに踏み込んだり、“意外な女性らしさ”とか紹介するのもちょっと・・・。