2022年もあと二日、島岡美延です。「良いお年を」と当たり前のように掛け合う言葉、あらためて、人生って一寸先はわからないというニュースが多かった1年。
来日中のウクライナ国立歌劇場のダンサー、演奏家が抱えている「家族・友人が戦争で命を奪われるかも」という恐怖。2月24日にロシアが侵攻した直後、私も映像を観て心身に変調を覚えました。数か月、10か月以上となり、「長引くニュースに慣れている」感覚も。年内に終わりそうもない残酷な戦争、2023年に希望を持ってもいい?
戦争だけでなく、知床観光船が起こした事故、韓国で想像を絶する事故が起きたハロウィーン。クリスマスの朝には近所の男によって3人の命が奪われるという理不尽すぎる事件。素敵な思い出を作るはずの一日が、まさか人生最後の日になるなんて誰一人、思っていなかったはず。
年の瀬、誰もが希望を抱く新年を迎えたいと考え、スーパーはそんな人々で賑わっています。年越しそばにおせち、値段の高さに驚きながら。