東京は今季一番の冷え込み、島岡美延です。とはいえ、すでに雪かきで大変な地方の人たちを思えば・・・。
岡本太郎の人生と太陽の塔の誕生秘話を絡めたNHKドラマ『TAROの塔(2011年)』の再放送を見て、あらためて、人と違うことを貫き通した唯一無二の存在だったと実感しました。
こちらは、世界初のオリジナル技法〈光彫り〉を確立。そごう美術館で『光の芸術家 ゆるかわふうの世界 宇宙の記憶』を見てきました(25日まで)。タイトルでどんな展覧会を想像しますか? 会場に足を踏み入れ、初体験の芸術に驚き!
例えば海を泳ぐクジラ、シロクマ、夜空を飛ぶ白鳥。共通するのは深い青色。材質はなんと建築物に使われる発泡断熱材。背後からLED照明を当て、表面を削ったり溶かしたりして凹凸をつけると、彫り具合で青から白の濃淡がつく・・・。一部の作品は、照明あり、なしを比較できるよう展示。襖絵のような大きな作品の前で、吸い込まれそうな宇宙の広がりを体感。