美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

浄瑠璃にのせて、寺山修司

2019年06月09日 07時03分55秒 | 姿勢&見た目
気温が低めの雨の日曜日に、島岡美延です。
花たち自身がどのように咲く季節を選んだのかわかりませんが、雨の季節のアジサイ、本当にありがたい存在ですね。
花を咲かせる男たち、浄瑠璃にのせて演じる名作、ああ、それは夢か、幻か…。
昨日から公演が始まった、花組芝居の『実験浄瑠璃劇 毛皮のマリー』に出かけてきました。
駅や周辺の様子がだいぶ変わった下北沢、北沢タウンホールの地下にできた、下北沢小劇場B1(B1というところまでが劇場名)にて、16日までダブルキャストで上演中。
晩年の寺山修司に、“君は女形のほうがいい”と言われ、劇団の座長として全ての作・演出をこなし、女形として君臨してきた、加納幸和。
満を持して“毛皮のマリー”をシングルキャストで演じます。
40歳の男娼マリーと囚われの密室で蝶を追いかける美少年・欣也。
禁断の母子愛の世界を舞台から二方向に配置された客席が見つめます。
全編義太夫、懐かしく心地よいリズムに浸る2時間。
白波五人男のパロディなども絶好調。
寺山修司がきっと喜んだはず。
コメント
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