「火を消す」より「身の安全」

センター試験受験生の皆さん、がんばってくださいね、島岡美延です。今日１月17日は、「おむすびの日」だそうです。被災地に届けられたおむすびが、温かい心の象徴として制定されたもの。阪神淡路大震災から14年です。
かわさきＦＭの開局は、地元の情報をきめ細かく伝えるラジオの重要性から、全国にコミュニティ放送が誕生した1996年。川崎市では、毎月15日を市民地震防災デーとして、防災一口メモなどを放送しています。
阪神以降も、中越や中越沖、去年の岩手宮城など大きな地震が起きていますが、この間、「防災の心得」が、実は変化しているのです。
現在では、何はともあれ「身の安全の確保」が最優先、と呼びかけています。いまだに「グラッときたら火の始末」と刷り込まれている人が多いのも事実。目の前の火を止めるのは良いとして、離れたところから、揺れている最中に火に近づくのは、大変危険！　自動消火装置も働くので、数十秒は安全地帯に！