平家物語・義経伝説の史跡を巡る
清盛や義経、義仲が歩いた道を辿っています
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三島鴨神社(建春門院滋子)
大阪府
/
2007-09-02
三島鴨神社は、後白河院の妃・建春門院滋子が皇子誕生を祈願した社です。
後白河院の寵を受けた建春門院が「三島の大神は子を授けたもう神なり」との噂を聞き、
三島鴨神社に子授け祈願をし、憲仁(高倉天皇)が誕生します。
父にあたる後白河院は皇子誕生を喜び、重盛に命じて
京都市五条馬町に社をつくり、摂津の三島鴨神社を勧請させたのが、
京都市東山区馬町に鎮座する三島(嶋)神社といわれています。
市バス「三島江」バス停
仁徳天皇の頃、百済より大山祇命を迎えて淀川鎮守の社を造ったのが
三島鴨神社の始まりとされ、伊予(愛媛県)・伊豆(静岡県)の
三島神とともに3三島社の一つと称されました。
はっきりとした創建の年代は不明ですが、
延長5年(927)に編纂された『延喜式神名帳』に記載されています。
社はもとは淀川中洲の川中島にありましたが、
慶長3年(1598)の淀川堤防修築の際に現在地に移されたと伝えています。
祭神は大山祇命(おおやまづみのみこと)・事代主命(ことしろぬしのみこと)
「三嶋神社由緒略記」によると「後白河天皇の中宮平滋子建春門院が、
子授けの祈願を摂津三島鴨神社にした。するとある日、夢の中に、
白衣の翁が現れ、『汝に男子を授く、必ず日嗣たる可し。
依って我を帝都巽の方に祀る可し。』と告げ、
その後まもなく、中宮は懐妊し皇子(高倉天皇)を生んだ。」と伝えています。
三島鴨神社のご利益は子授けと安産。縁起によれば、三島溝咋姫に
事代主命が通って媛蹈鞴五十鈴媛命 (ひめたたらいすずひめのみこと) を生み
その姫が第一代天皇の
神武天皇の皇后となりました。
茨木市の溝咋神社は、
三島溝咋姫と媛蹈鞴五十鈴媛命を祀り
三島鴨神社には、事代主命が祀られています。
この社はもともと海上安全の神で龍神とも関係が深く、その龍神の使いが水蛇(みずち)
または鰻とされ京都の三嶋神社では、毎年鰻放生会が行われています。
当時、三島鴨神社は淀川の中洲に鎮座していたといいますから、
建春門院滋子が直接祈願に来たのか、平家一族の船団が
淀川を下ってきたのか分かりませんが、いずれにしても、
淀川中洲の三島鴨神社で平家一門の祈願祭が行われたことになります。
建春門院滋子は清盛の妻時子の異母妹にあたり、
高倉天皇は平家ゆかりの娘が生んだ最初の天皇ということになります。
三嶋神社 (建春門院滋子)
三島鴨神社の傍を流れる淀川
追記 平成27年1月、再度参拝した時、
真新しい説明板があるのに気がつきました。
「創建は古墳時代で、仁徳天皇が茨田堤を築かれる際、
淀川鎮守の神として
百済より摂津の「御島」に大山祇の神をお祀りした事が起源と伝えられる。
「御島」とは三島江付近にあった淀川の川中島のことであり、
『御島(三島)の社』と崇められ三島神社の根源社として淀川の平静・農耕の発展・
王都難波の安泰が祈り続けられた。三島神は子授けの神としても崇敬され、
後白河上皇に仕えた建春門院が祈願後に高倉天皇を懐妊、安産されたため
1160年(永暦元)上皇の命によって京都にも三島神社が造営された。
1598年(慶長3)豊臣秀吉の命で淀川右岸堤防が築かれる際、現在地に移された。
平成26年10月 玉江会」 (現地説明板より)
祭礼:秋祭り
豊年満作を祈って毎年10月20日に行われます。
お火焚祭 12月20日
『アクセス』
「三島鴨神社」高槻市三島江
2
-
7
-
37
高槻市バス柱本団地行「三島江」下車すぐ。または「西面」下車東へ徒歩7、8分
『参考資料』
「三島鴨神社史」三島鴨神社、2006年 「三嶋神社由緒略記」三嶋神社
梅原猛「京都発見」(1)新潮社 「大阪府の歴史散歩」(上)山川出版社
中山隆夫・山村裕「高槻まちなか歴史散歩」関西歴史散歩の会
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