水戸梅日記

水戸・いばらき

オランウータンに森を返す日

2007-03-22 | 読んだ本

オランウータンに森を返す日 オランウータンに森を返す日
価格:¥ 1,300(税込)
発売日:2000-04

 

 「オランウータンに森を返す日

 川端裕人さんの本。

 

 大阪のペットショップで、4頭のオランウータンの赤ちゃんが

 発見されたとき、著者に「なぜ?」という疑問が生まれました。

 

 答えを知るために行動をおこしますが、さまざまな事実を

 前にして、さらに多くの疑問が湧いてきてしまいます。

 

 オランウータンの赤ちゃんがインドネシアに返っていくまで

 何度も何度も考えることの繰り返しでした。

 

 オランウータンの赤ちゃんは、

 赤ちゃんをおぶっている母親を撃ち殺し、

 その背中からはがして捕獲するそうです。

 母親と一緒に落ちて死んでしまう赤ちゃんも多く、

 1頭の赤ちゃんを捕獲するために、

 その陰で19頭ものオランウータンが死んでしまうとのこと。

 

 他にショックだったのが、

 オランウータンの棲む森がすごい勢いでなくなっていること。

 インドネシアで多発する森林火災には多くの謎があります。

 (先日観た映画、「ダーウインの悪魔」を思い出しました。)

 

 本のタイトルは、おそらく最初は、

 「オランウータンを森に返す日」 だったのが、

 いろいろと考えていくうちに

 「オランウータンに森を返す日」 になったのだと思います。

 

 日本国内のペットブームや野生動物の密輸問題と、

 インドネシアの森林問題は密接に関係していています。

 (日本はインドネシアの一番のお得意様です。)

 すべてを総合的に考えることが大切だそうです。

 

Umesyu_1 潮来市「愛友酒造」の梅酒。

 「アイユーラブストーリー」

 先日、「梅酒を買いました」と言ったら

 「梅酒は作るもんだろー」と言われました。

 (・・・作るとなると、もうすぐですね。)

  

コメント
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