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冠婚葬祭のひみつ 価格:¥ 777(税込) 発売日:2006-05 |
「冠婚葬祭のひみつ」
斉藤美奈子さんの本。
子どもの時に読んだ学研の「地球のひみつ」とか「宇宙のひみつ」を
彷彿とさせるネーミングがいいなぁ・・・と最初に思いました。
(最後に「あとがき」を読んで、著者がそれを狙っていたことを知り、
とてもうれしくなりました。)
ネーミングだけでなく、内容にも
著者の持ち味は存分に発揮されていて、
楽しんで読むことができました。
(結婚はともかく、お葬式は誰でもこれからだと思いますので、
読んでおいて損はないと思います。)
第1章 冠婚葬祭の百年
「神前結婚式」や「告別式」は、明治30年代ころからのスタイル。
近代的な法制度である民法の制定 と 資本主義経済の発展が
この変化に大きく寄与した。
第2章 いまどきの結婚
「結婚は流行らなくなったが、結婚式は流行っている」
結婚式にまつわる狂騒ぶりが面白く書いてあります。
最後が笑えます。
「結婚式で本人以上に『盛り上がって』いる人はいないということは
一応知っておきたい『常識』である。」
第3章 葬送のこれから
なるほどなぁ・・・と思ったのが、
「参列者をないがしろにする弔電披露はやめるべき」との意見。
自分の葬儀について、「何もしなくてもいい」と思う人でも
遺された人にとっては、テキトーではすまないのがお葬式で、
「死の半分は生きている人のもの」といった意識が大切だそうです。
ヨーグルト(?)。
「カレッタ汐留」にある
ブルガリアンダイニング
「ソフィア」のヨーグルトです。
ここでは、ヨーグルトと野菜やフルーツとの新しい「マリアージュ」を提案していて、
写真は、ヨーグルトに黒ゴマとホウレン草をトッピングしたものです。
トッピングしているのが、
「うめジャム」。
甘酸っぱい大人の味で、
黒ゴマとほうれん草に比べて
普通に美味しいです。
ジャムは、「ハートケアセンターひたちなか」で作っています。