水戸梅日記

水戸・いばらき

ほぼ日刊イトイ新聞(続)

2007-03-06 |  ひとりごと

 

 ほぼ日刊イトイ新聞は、

 先日紹介した 「茨城ばなし」 を

 まだ続けていてくれたので、

 まず、今日はこれを紹介します。

 

 

 以下、抜粋です。

 (ちなみに、今回は投稿していません。)

 

ほぼ日刊イトイ新聞(デリバリー版)

■ 2007年 3月5日(月) 第1228号 ■

おはようございます。
春の、のんびりおだやかな月曜の東京の青山から、
(今朝は、くもりぞらで、とてもあたたかいです)
「ほぼ日デリバリー版」を、おとどけいたします。

 <中略>

冒頭の「町のセリフ」同様、ひそかにつづいている
「茨城ばなし」にも、青春の記憶が到着しています。

●茨城県の大学で
 4年間をすごしました。
 まわりにはなにもなく、
 陸の孤島と呼ばれていましたが、
 なににもないぶん、
 下宿している学生が多いので、
 くだらないことや、恋愛話や、
 ときには、まじめな話などを
 夜通し話すことができるので、濃いめの
 学生生活を送ることができたと思います。
 茨城は、私の帰る場所になって
 今ではまぎれもなく第2の故郷なんです。

●茨城県と千葉県の県境の高校、
 たぶん私の母校と思われます。
 茨城を離れて10年以上経ちましたが、
 当時を思いだし、せつなくなりました。
 3年前に仲たがいをして
 それきりになってしまった
 高校時代の親友に会いたいからです。
 彼女とは毎日自転車をこぎながら、
 利根川の風を受けながら、
 たくさんの話をしました。
 もう、取りかえしはつかないのかな。
 バスケ部だった私達の合言葉は
 「ぜーぜー」「はーはー」だったんです。

●茨城県出身です。
 「いばらぎ」と言われるたび、つい、
 「いばらき」と訂正してしまいます。
 住んでいたときは、
 「中途半端な地域だし、
 なまっているし、町に駅がないし、
 バスは19時くらいに終わるし」と
 あんまり好きではありませんでした。
 でも、離れてみると愛おしくなって、
 帰省のときに、
 車窓から一面のたんぼをながめると
 「あぁ、帰ってきたな」と思います。
 最近では、帰省をするたびに
 たんぼのあぜ道を散歩しています。
 去年の夏には
 何十匹分もの蝉の抜け殻を見つけ、
 くさむらからは、バッタがぴょんと出てきたり、
 昔に好きではなかったものをたのしんでいます。
 近所の人が、なにも言わずに
 野菜を大量においていってくれるようなことも、
 なんだか、なつかしいんです。

茨城から出て、
ほかの地域で、生活をされているかたからの
おたよりもめだっているような気がしています。
「茨城出身でデンマークに在住です。
 アメリカ人の夫の得意な茨城弁は、
 『飲んだらいがっぺよぉ!』です。
 『なに、ごじゃっぺ(でたらめ)
 言ってんのぉ?』が、私の好きな茨城弁ですけど」
など、海外からのおたよりもたくさんいただきました。

「学生のころ、好きだった人が茨城出身でした。
 何時間かかけて茨城にいくこともありました。
 あの時、もうすこしだけ素直になっていたら
 茨城に住めたかなぁ、と妄想しちゃいました」
それから、こういう、茨城県の人との恋愛の話題も、
たくさん、いただいていたんです。
片思いしている人は茨城県出身、というかたからは
「たまに、私にも、茨城の話を、してくれるんです」
と、うれしそうなおたよりがとどいてたりしました。

●私は、広島→大阪→沖縄
 と住む場所が移動しております。
 茨城でハズせない言葉、
 「あおなじみ」(青アザ)ですが、
 広島は「あおじ」
 大阪は「あおたん」
 沖縄は「オール」といいます。

そして、こんなふうに、茨城ばなしから、
方言の世界をひらいてくれたかたもいて……!
ほかの地域でもこのようなことがあるからこそ、
方言や土地柄の話って、おもしろいのかもしれませんね。
ちがう土地から集まった人どうし、ごはんを食べながら、
ちがう歴史や文化を交換しておもしろがるような時間が、
「茨城ばなし」から、流れているのだとしたらうれしいです。

 

 以上です。

 お疲れ様でした・・・。

 

UokinkanbanUokinsashimi 新橋の「魚金」

 築地から直接仕入れるので、安くて新鮮なお魚をいただくことができます。

 (6時になるともう席がいっぱい。)

 今話題の知事がいるM県の方と一緒に行きました。

 昔からとてもよく勉強している方で、行政運営にかかるアイディアを教えてもらったので、もうちょっと勉強して、是非紹介したいと思います。

 

Qll また、今日は K県のなみなみさんから

 横浜の大桟橋に停泊している

 クイーン・エリザベス2世号の写真が

 届きました。

 前は、巨大なプリンセス・サファイアでしたが、

 今回は、常識的な大きさだったらしいです・・・。

 

 私が茨城の良さをわかるようになったのは、

 半年間にわたる47都道府県の方々との付き合いの

 おかげだなぁと思っています。

 

コメント
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