
クリスマス・イブは、どんなに景気が悪かろうと、心躍るものがあります。
横浜市の住人によると、市バス車両の一部がクリスマスのデコレーションを施しているそうです。かつてアメリカやオーストラリアのオフィスでは、クリスマスが近づくと、勿論、仕事はいつも通り変わりませんが、天井や壁や机に飾りつけを施し、季節のイベントの雰囲気を楽しんだものでした。ところが日本のオフィスは、どうにも殺風景です。かつて子供の頃、正月が明けて晴れ着姿で出勤する若い女性をニュースで見た記憶がありますが、労働を尊ぶ国民性は、基本的に労働する場所も神聖なものだと見なすせいでしょうか、ちょっと遊び心が足りません。
しかし、遊び心だけの問題ではないかも知れないと思います。アメリカやオーストラリアでは、飾りつけの小道具が安く手に入って、その分、品質も悪いのですが、どうせ二~三週間しか使わないで、使い捨てる類いのもので、いくらでも遊べる環境にあります。日本でも、最近は、閑静な住宅街の一軒家で、クリスマスのイルミネーションで飾るところが見られるようになりました。百円ショップをはじめとして、安くて品質もそこそこのものが簡単に手に入るようになってきましたので、遊び心に火をつけることが出来るでしょうか。
こうして見ると、デフレの正体は、日本の構造的な高品質・高価格(コスト)体質に風穴を開けるものと言えるのではないかと思います。
なにはともあれ、この日くらいは、世知辛い世のことは忘れて、クリスマス・ソングでも口ずさみながら、特別なひとときを楽しみたいものです(最近は、「ジングルベル」や「赤鼻のトナカイ」や「サンタが街にやって来る」や「ホワイト・クリスマス」よりも、山下達郎の「クリスマス・イブ」にじ~んと来る私です)。
上の写真は、冬休みに入った子供が撮って来た昨日の東京ディズニーランド。
横浜市の住人によると、市バス車両の一部がクリスマスのデコレーションを施しているそうです。かつてアメリカやオーストラリアのオフィスでは、クリスマスが近づくと、勿論、仕事はいつも通り変わりませんが、天井や壁や机に飾りつけを施し、季節のイベントの雰囲気を楽しんだものでした。ところが日本のオフィスは、どうにも殺風景です。かつて子供の頃、正月が明けて晴れ着姿で出勤する若い女性をニュースで見た記憶がありますが、労働を尊ぶ国民性は、基本的に労働する場所も神聖なものだと見なすせいでしょうか、ちょっと遊び心が足りません。
しかし、遊び心だけの問題ではないかも知れないと思います。アメリカやオーストラリアでは、飾りつけの小道具が安く手に入って、その分、品質も悪いのですが、どうせ二~三週間しか使わないで、使い捨てる類いのもので、いくらでも遊べる環境にあります。日本でも、最近は、閑静な住宅街の一軒家で、クリスマスのイルミネーションで飾るところが見られるようになりました。百円ショップをはじめとして、安くて品質もそこそこのものが簡単に手に入るようになってきましたので、遊び心に火をつけることが出来るでしょうか。
こうして見ると、デフレの正体は、日本の構造的な高品質・高価格(コスト)体質に風穴を開けるものと言えるのではないかと思います。
なにはともあれ、この日くらいは、世知辛い世のことは忘れて、クリスマス・ソングでも口ずさみながら、特別なひとときを楽しみたいものです(最近は、「ジングルベル」や「赤鼻のトナカイ」や「サンタが街にやって来る」や「ホワイト・クリスマス」よりも、山下達郎の「クリスマス・イブ」にじ~んと来る私です)。
上の写真は、冬休みに入った子供が撮って来た昨日の東京ディズニーランド。