goo blog サービス終了のお知らせ 

風来庵風流記

縁側で、ひなたぼっこでもしながら、あれこれ心に映るよしなしごとを、そこはかとなく書き綴ります。

クリスマス・イブ

2011-12-24 00:18:46 | 日々の生活
 クリスマス・イブは、どんなに景気が悪かろうと、心躍るものがあります。
 横浜市の住人によると、市バス車両の一部がクリスマスのデコレーションを施しているそうです。かつてアメリカやオーストラリアのオフィスでは、クリスマスが近づくと、勿論、仕事はいつも通り変わりませんが、天井や壁や机に飾りつけを施し、季節のイベントの雰囲気を楽しんだものでした。ところが日本のオフィスは、どうにも殺風景です。かつて子供の頃、正月が明けて晴れ着姿で出勤する若い女性をニュースで見た記憶がありますが、労働を尊ぶ国民性は、基本的に労働する場所も神聖なものだと見なすせいでしょうか、ちょっと遊び心が足りません。
 しかし、遊び心だけの問題ではないかも知れないと思います。アメリカやオーストラリアでは、飾りつけの小道具が安く手に入って、その分、品質も悪いのですが、どうせ二~三週間しか使わないで、使い捨てる類いのもので、いくらでも遊べる環境にあります。日本でも、最近は、閑静な住宅街の一軒家で、クリスマスのイルミネーションで飾るところが見られるようになりました。百円ショップをはじめとして、安くて品質もそこそこのものが簡単に手に入るようになってきましたので、遊び心に火をつけることが出来るでしょうか。
 こうして見ると、デフレの正体は、日本の構造的な高品質・高価格(コスト)体質に風穴を開けるものと言えるのではないかと思います。
 なにはともあれ、この日くらいは、世知辛い世のことは忘れて、クリスマス・ソングでも口ずさみながら、特別なひとときを楽しみたいものです(最近は、「ジングルベル」や「赤鼻のトナカイ」や「サンタが街にやって来る」や「ホワイト・クリスマス」よりも、山下達郎の「クリスマス・イブ」にじ~んと来る私です)。
 上の写真は、冬休みに入った子供が撮って来た昨日の東京ディズニーランド。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Status quo(上)北朝鮮情勢 | トップ | サンタの赤はコカコーラの赤 »
最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
クリスマスソング (しん62)
2011-12-25 21:45:26
ラジオのゲストに来た風味堂の「メリークリスマス、、、。」がなかなか良いです。早速iTunesで買いました。200円也。
返信する
Unknown (風来庵主人)
2012-01-01 00:51:15
私は音楽をダウンロードすることに今だに不慣れのCD派です。一曲単位で聞きたいと思うときには良いと思いますし、「メリークリスマス、、、。」聞いてみたいです。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

日々の生活」カテゴリの最新記事