今日は少し時間待ちをする必要があり、海辺をうろうろ。
小さな川が注ぎ込む入り江は、夏場はサーファーや海水浴客で賑わう場所。
今の季節、人っ子ひとりいるはずがないと思いきや、
川をまたぐ鉄橋に向かって三脚を立てている2人連れがいます。
どちらから?と聞くと、「横浜から」。
(はぁ、撮り鉄さん!でも、なんでわざわざ、こんなところまで・・。)
じゃあ私も、と、レンズ交換をして待っていると、早速電車の音が。
運行本数の少ない紀勢線なのに、次々と4本の列車が通過していきました。
うしろを振り返ると、さらに3人カメラマンが増えていて、おやおや?
帰ろうとすると、一番年配の人が
「もう帰るの?5分後にめったと見られない電車がやって来るのに」。
ふ~ん、珍しい電車ね。
では、と、またカメラを構えて待つこと5分。
やって来たのは、昔懐かしい肌色の電車でした。
で、ようやく了解しました。
新宮鉄道100周年のイベント。
昨日と今日、もう運行していない古い列車を新大阪-新宮間で
特別に走らせたのでした(正確には帰宅してから調べてわかりました)。
知らなかったのは、私だけ・・。
本命の電車が、最もまずいアングルでがっくり。
さようなら、古い電車さん。