保健福祉の現場から

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rTMS療法

2024年05月07日 | Weblog
R6.5.7読売「rTMS療法、子どもへの実施は「適切でない」…発達障害へは「非倫理的で危険」」(https://www.yomiuri.co.jp/medical/20240506-OYT1T50034/)が出ている。先月、R6.4.4共同「「非倫理的で危険」と学会声明 子どもへの頭部磁気治療で」(https://www.47news.jp/10747214.html) 、R6.4.9NHK「“子どもに「rTMS」治療法の実施は不適切” 専門の学会が声明」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240409/k10014416041000.html) が報じられているが、日本精神神経学会「反復経頭蓋磁気刺激装置適正使用指針」(https://www.jspn.or.jp/uploads/uploads/files/activity/Guidelines_for_appropriate_use_of_rTMS_202308.pdf)について、R2.9.19「rTMS(反復経頭蓋磁気刺激装置)の適正使用について【注意喚起】」(https://www.jspn.or.jp/uploads/uploads/files/activity/rTMS_20200919.pdf)が出ていた案件である。R4.5.13国立精神・神経医療研究センター「治療抵抗性うつ病に対し反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)による維持療法を先進医療で実施 ~国内外初、最大規模(300例)の医師主導の臨床研究の開始~」(https://www.ncnp.go.jp/topics/2022/20220513p.html)で「わが国でも、薬物療法が奏効しないうつ病への治療選択肢として、rTMS療法が導入され、最大6週間まで保険診療として実施することができます。一方、急性期6週間のrTMS療法後の維持療法については、十分検証されていないのが実情です。」とあり、2022年5月1日から4年間の研究が行われていることは理解したい。ところで、厚労省「保険診療と保険外診療の併用について」(https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/heiyou.html)の「保険診療と保険外診療の併用は原則として禁止しており、全体について、自由診療として整理される。」は理解したい。保険外併用療養費制度(https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000921208.pdf)は「先進医療」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/sensiniryo/index.html)、治験等の評価療養や「患者申出療養」(https://www.mhlw.go.jp/moushideryouyou/)などに限定されている。 
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