保健福祉の現場から

感じるままに

救急搬送にマイナ保険証

2024年05月17日 | Weblog
R6.5.17共同「救急搬送時に受診歴照会 マイナ保険証、3消防で実証事業」(https://www.47news.jp/10932708.html)が目に止まった。R6.4.25CBnews「医療DXで「医療の質が完璧に良くなる」厚労相 日本健康会議のフォーラムで」(https://www.cbnews.jp/news/entry/20240425203113)で「電子カルテ情報の共有が進んだ場合のメリットとして、旅行先で体調が悪くなった人がマイナ保険証を医療機関に提示すれば、受診歴がなくても医師が既往歴を把握し、最適な治療を行える」とあり、期待されている。但し、R6.4.21TBS「マイナカード約4割が「持ち歩かない」デジタル庁のアンケートで」(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1127780)が改善されなければいけない。R6.5.6読売「医療機関の6割「マイナ保険証でトラブル」、最多は「旧字が表れない」…他人の個人情報ひもづけも」(https://www.yomiuri.co.jp/medical/20240501-OYT1T50196/)の改善もいうまでもない。救急業務のあり方に関する検討会(https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-118.html)のR5.3.2「マイナンバーカードを活用した救急業務の 迅速化・円滑化に向けた検討」(https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-118/03/shiryou1.pdf)p19「全国的な運用に向けた検討」では「令和7年~順次本格運用」 である。ちなみに、厚労省「マイナンバーカードの保険証利用でみんなにいいことたくさん!!」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22682.html)には「マイナカード活用した救急業務」は示されていない。 今年12月の健康保険証廃止時にはメリットないことが認識されているのであろうか。全国保険医団体連合会「シリーズ・救急搬送時のマイナ活用を検証する」(https://hodanren.doc-net.or.jp/info/news/2024-03-16-4/)では、現状ではまだまだ課題が大きいようである。R6.4.19日刊ゲンダイ「救急搬送された患者への処置は大きく3つのパターンがある」(https://hc.nikkan-gendai.com/articles/280312)の「救急搬送された際、生活習慣病や持病の状態、さらにはお薬手帳があればそれを救急隊に伝えることで、医療機関側が適切な処置を選択しやすくなり、助かる確率をアップさせることができる」(https://hc.nikkan-gendai.com/articles/280312?page=5)がマイナカードで円滑に行われるようになるのはいつ頃になるであろうか。
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