保健福祉の現場から

感じるままに

小児がん

2011年06月09日 | Weblog
小児がんに関しての厚労省資料(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001et44-att/2r9852000001et9l.pdf)が目にとまった。小児がんは小児慢性特定疾患治療研究事業(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/boshi-hoken05/index.html)や地域がん登録(http://ganjoho.jp/public/statistics/pub/statistics05_a.html)を通じて、自治体では患者数自体は把握されている。それほど多いものではなく、診療の集約化・専門的な対応が重要であろう。専門委員会が設置(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000008fcb.html#shingi3)されていることから、国のがん対策推進基本計画(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/gan_keikaku.html)や都道府県がん対策推進計画(http://ganjoho.ncc.go.jp/public/news/2008/plan.html)の次期計画で重点施策(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001et44-att/2r9852000001et90.pdf)が打ち出されるのであろうか。今回の資料(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001et44-att/2r9852000001et9l.pdf)(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001et44-att/2r9852000001et97.pdf)(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001et44-att/2r9852000001et9e.pdf)をみると、患者家族の支援や長期フォローアップなど様々な課題があることがわかる。医療対応だけではない。ところで、今回の原発事故を通じて、大規模集団での低線量被ばくによる晩発障害(http://www.remnet.jp/lecture/forum/02_04.html)の確率的影響(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E9%9A%9C%E5%AE%B3)で、社会的に小児がんに対する関心が高まる感じがしないでもない。がん登録(http://ganjoho.jp/data/professional/registration/odjrh3000000je7g-att/summary_3_100531.pdf)による小児の甲状腺がん、白血病等の罹患数の長期的推移が今後注目されるかもしれない。
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