保健福祉の現場から

感じるままに

BSEと原産地表示

2005年11月14日 | Weblog
先般、「米国・カナダの輸出プログラムにより管理された牛肉・内臓を摂取する場合と、我が国の牛に由来する牛肉・内臓を摂取する場合のリスクの同等性」に係る食品健康影響評価に関する審議結果(http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc_bse_usacanadian171102.pdf)が発表された。食品安全委員会が開催している意見交換会では。「20カ月以下の牛かどうか本当に保証できるのか」「危険部位を完全に除去しているか監視できるのか」など疑問の意見が相次いでいるという。厚生労働省は来年度から「輸入食肉査察専門官」2人を置く方針とされるが、審議結果に基づく対応である限り、不安の声は消えないであろう。要は不安の方は米国産牛肉を食べなければよいのである。したがって、対策の重点は原産地表示の徹底であるべき、との声があがっておかしくない。最近、食品表示は徹底されるようになってきてはいるが、加工食品までは行き届いていない。むしろ、この改善を主張すべきと思うのであるが、この点についてマスコミが報じていないことが、何か不思議な感じがする。
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万歩計

2005年11月14日 | Weblog
本年4月、「メタボリックシンドローム」(内臓脂肪蓄積;ウエスト周径男性85cm・女性90cm以上+①リポ蛋白異常;TG150以上orHDL40未満、②血圧高値;最高血圧130以上又は最低血圧85以上、③高血糖;空腹時血糖110以上の2項目以上)の概念が関係学会から出されたが、自分のことを知らない人が多いようである。自分の身体のことに興味を持つような習慣がほしい。そのためには、体重計、血圧計、万歩計をもっと家庭に普及させたいところである。例えば、携帯ストラップ並みに万歩計が普及すれば面白い。まずは保健の授業で期待したいところである。
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