撮れたて箕面ブログ

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お米(コメ)づくりを学ぶ! 西小5年生体験学習!

2016年10月14日 | こんなことがありました!

10月12日(水曜日)、箕面市新稲地区では、市立西小学校5年生による稲刈り体験学習が行われました。
6月に田植えを行ってから4ヶ月。ようやく稲が熟する秋を迎えました。
”実りの秋”です!

5年生1組から4組までの子どもたちが、1・2時間目の授業で田んぼに集合!
西小学校から徒歩10分ほどで田んぼが広がる恵まれた地区です。


機械化コンバインの普及により今では見られなくなった鎌(かま)による手作業体験です。1人1人が軍手をはめた手に鎌を持ち、左手でしっかりと稲穂の株を握り、刈り取っていきます。
担任先生の「こらそこ!振り回さない。気をつけなさい!」という大きな声も飛びます!


「こんな風にしてお米が食べれるようになるんだ。」
全てが初めての体験。農家さんから作業のコツを教わりながら、昔ながらの手法で、大切なお米(コメ)を束ねていきます。

「稲穂を2束づつクロスにして、稲穂を干したときに落ちてくるから、しっかりと結ぶように!」
地域の大人の方と、ふれ合って学ぶ機会でもあります。

刈り取られた稲は水分が多いので、稲架にかけて天日干しされ、十分乾燥した頃に脱穀を行います。

 

都心では見られなくなった”箕面ならではの原風景”です。


スズメが大切なお米を食べに来るといけないのでと”みんなで作った案山子(かかし)”。今日までお疲れ様でした。

お米づくりは、たくさんの農家さんの労力がかかります。田んぼに水を溜めるために、土地を平らにして、河川やため池から水を引き込むにも1人ではできません。たくさんの人が力を合わせることが必要で、お米づくりのために人が集まり、村(むら)が誕生して、お互いを助け合う気持ちが生まれました。

現在は、機械化が進み、お米づくりにかかる労力は軽減されつつありますが、箕面では地域の結びつきは変わらず大切にされ、お米づくりとともに、その”こころ”を地域の中で伝承しようと、農家さんのご協力で農業体験事業が実現しています。


今日、みんなで刈り取って干したお米は、農家さんが精米して学校に届けられます。
これからも美味しいお米をつくるために、「地域での助け合いの気持ち」と「美しい箕面の豊かな自然」をみんなで守っていきたいものです。

ご協力いただいた箕面市農業経営者連絡協議会新稲花き部会の皆さま、貴重な機会を本当にありがとうございました。 

 

<リアルな体験を通じて、お米が食卓に届くまでの多くの人のかかわりやご苦労を、少しでも知ってもらえたかなあ・・・。

「ゆるキャラ(R)グランプリ2016」が10月24日(月曜日)まで開催されています。市では10月24日(月曜日)までの間「滝ノ道ゆずる」を応援する統一キャンペーンを展開します。

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