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メキシコについて8件の興味深い事実!

2021年01月20日 | 国際交流員から

皆さん、明けましておめでとうございます!メキシコ クエルナバカ市の国際交流員クラウディアです。2021年も、宜しくお願いします。お正月の休みはどのように過ごしましたか?今月は気温が下がってきているので、体調に気をつけましょう!前回のブログを読んでくれましたか?まだ、読んでないなら、是非読んでください。

今月は、メキシコについて8件の興味深い事実を紹介します。

1、メキシコはスペイン語で(メヒコ)と呼ばれています。メキシコで話されているNahuatl(ナワトル)語でMetztli(メッツトリ)(月)+Xictli(ヒックトリ)(へそ)という意味です。そのため、メキシコは月のへそと言われています。

2、メキシコ国旗の色には意味があります。緑白赤の三色旗で、緑は独立、白は民族統一、赤はメキシコの国民的英雄が流した血を象徴していると言われています。国旗の真ん中には国章があり、サボテンの上で鷲が蛇を食べている姿が描かれています。

メキシコ国旗

3、メキシコで最初の古代文明はOlmeca(オルメカ)文明と言われています。オルメカ文明は紀元前1200年頃メキシコ南東部のタバスコ州で生まれました。この文明の貴重な遺産が残っています。それは巨大な石の人頭像です。巨石人頭像の高さは3メートルぐらいで、重さは25~50トンです。現在は17体が発見されています。

タバスコ州のオルメカ巨石人頭像

4、メキシコは環太平洋造山帯に属し、国土の85%を山地がしめている山がちな国です。地球で起こった地震の約90%は環太平洋造山帯で発生しています。一方、日本は国土の75%が山地で、環太平洋造山帯に含まれています。環太平洋火山帯は452の火山を含んでいます。

メキシコのポポカテペトル火山

5、メキシコはアメリカ大陸で、世界遺産が最も多い国です。例えば古代都市パレンケと国立公園や、ポポカテペトル山腹の16世紀初頭の修道院群、メキシコ国立自治大学(UNAM)の中央大学都市キャンパス、ソチカルコの古代遺跡地帯等があります。

(上)パレンケ遺跡、(下左)修道院、(下右)UNAM大学

6、Xoloitzcuintli(ショロイッツクゥイントリ)と呼ばれる犬種はメキシコにしかいません。この犬種は研究者によると約7000年前から存在し、日常生活の一部だったと考えられています。ショロイッツクゥイントリの特徴として毛がありません。アステカ文明時代で、ショロイッツクゥイントリは大事に守られ、尊重されていました。ショロイッツクゥイントリは亡くなった人の魂を黄泉の国に案内してくれると考えられています。

Xoloitzcuintli「ショロイッツクゥイントリ」

7、人口が多い国ランキングでメキシコは10位になりました。メキシコの総人口(国連統計)は約1億2757万6000人です。一方、日本は同じランキングで11位で、約1億2686万人です。1位はどの国でしょうか?中国です!

8、メキシコで最も多く話されている共通語はスペイン語ですが、公用語は69言語存在しています。そのうち68言語は先住民族の言語で、約350の方言があります。ナワトル語はスペイン語の次に多く話されている言語で、150万人以上が話せます。ただ、民族語はすでに絶滅してしまったものも多くあります。下記の写真はメキシコのチワワ州の先住民族Raramuris「ララムリス」です。ララムリスはTaraumara「タラウマラ」語を話します。

メキシコのチワワ州の先住民族Raramuris「ララムリス」

メキシコはこの8件の事実以外にも様々な面白い事実があります。メキシコについてもっと深く知りたいことがあれば、是非過去の私のブログを読んでみてください!次回もお楽しみに~!

<ショロイッツクゥイントリと友だちになりたいです!

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