3月30日(水曜日)、月刊詩誌「柵」を刊行する傍ら「戦前の詩誌・半世紀の年譜」、「戦後詩誌の系譜」を編集発行されるなど、長年にわたる詩界への貢献が認められ、このたび社団法人日本詩人クラブから名誉会員に認定された志賀英夫さんに倉田市長から箕面市長表彰が贈られました。
最初に倉田市長から「月間詩誌『柵』は3月で291号とありますが、25年もの長きにわたりよく続けてこられましたね」と讃えると、志賀さんは「戦後すぐの昭和21年から5年間で20号発刊しましたが資金難に陥り休刊していました。定年退職後しばらくたった昭和62年から復刊し、今日まで欠かさずに刊行してきました」と話しました。
そして、志賀さんは発行された2冊の編集について、「『戦前の詩誌・半世紀の年譜」』は、平成7年の阪神淡路大震災で当時芦屋に在住の同人宅が全壊し、収集されていた大正時代からの資料(詩雑誌)5千点あまりを預かったのでこの貴重な資料を何とかしなければとの思いで整理しました。『戦後詩誌の系譜』については、北海道の同人をはじめ全国多くの関係者の支え(資料提供)や地元図書館のみなさんの協力を得て編集することができました」と話しました。
最後に倉田市長から、「これからも健康に留意されまして、いつまでも「柵」の刊行を継続していただきますようお願いいたします」と激励しました。
<志賀さん、日本詩人クラブ名誉会員おめでとうございます。モミジーヌもますますのご活躍を願っています。