10月7日(月曜日)、箕面市農業公社が借り受けている田んぼ(外院1丁目)で、稲刈りが行われました。
この地区は、箕面市立第二総合運動場の北側、箕面山麓を背景に広がる水田地帯。
水稲品種は箕面で栽培が盛んなキヌヒカリ。
6月上旬に田植えしてから、ちょうど4カ月。実りの秋を迎え、辺り一面が黄金色の稲穂で揺れています。
この田んぼは、農業後継者がいないため耕作に困っておられた農地。
今年4月に発足した箕面市農業公社では、5月にこの田んぼ(2筆、約1,250㎡)を預かり米づくりを始めました。
みどり豊かな箕面の大地を荒れさせず、農地を活きた農地として継承していくために、5人の若者が農業を学びながら日々耕作に汗を流しています。
公社発足後、初めて迎えた米の収穫。農業委員(阪本喜代治さん)に、コンバインの操作方法や刈取るコツを教わりながらの作業です。
刈り取った籾(もみ)は、高く積みあがっていきます。
1粒の種もみが、多くのお米になる不思議・・・これが収穫です。
籾を乾燥機に入れて水分量14.2%程度に乾燥させてから、籾摺り(もみすり)を行います。
そうすると、籾がとれて玄米となります。
今回収穫できた玄米は、30㎏の袋で15本(450㎏)。
田んぼ2枚で、まるまる1日がかりの作業でした。
熱い夏に早朝から田んぼに行って、水の管理を行いました。
畦の草を刈り、カメムシから稲を守りました。
阪本委員さんに様々なご指導をいただき、やっとたどり着いた収穫。
ずっしり詰まったお米の袋を見ていると・・・なぜだか童心に戻ったように笑顔になります!
収穫されたお米は、精米された後、中学校給食へ提供していきます。
田畑が残る箕面だから、自分たちの地域で作られたお米を食べることもできます。
箕面市農業公社は、これからも田畑が残るみどり豊かな箕面を受け継ぐ取組みを進めていきます。
<お米を作るのって大変なんだね。これからは農家さんに感謝して、ごはんを食べようっと!
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めざせ日本一!