小説「塞王の楯」で第166回直木賞を受賞した作家の今村翔吾さんが、令和4年2月16日(水曜日)に上島一彦箕面市長を表敬訪問しました。
今村さんは、直木賞受賞など作家として高い評価を得るとともに、廃業が検討されていた箕面市内の書店の経営を引き継ぎ、地域の市民と本の出会いを存続させて地域にある小規模店の重要性を広く伝える活動を通じて、市民の読書振興及び地域での経済活動の振興啓発に寄与したことから、上島市長から箕面市特命大使「箕面本屋大使」の称号が授与されました。
箕面市では、市にゆかりがありさまざまな分野で活躍する個人や団体に、箕面市のPRを積極的に担ってもらうことを目的として、「箕面市特命大使」制度を平成22年4月に創設しています。
今村さんは、平成30年に「童の神」で第160回直木賞候補、令和2年に「じんかん」で第163回直木賞候補となり、令和3年に発行した「塞王の楯」で第166回直木賞を受賞されました。さらに、今村さんの活動は小説の執筆だけにとどまらず、令和3年11月から箕面市内の書店「きのしたブックセンター」を引き継いで経営されています。
今回、箕面市特命大使として「箕面本屋大使」に今村さんを任命し、さらなる箕面市の魅力をアピールしていただきます。
箕面市特命大使の任命にあたって、上島市長は「第166回直木賞の受賞、おめでとうございます。箕面市内の書店を選んで、今回、特命大使になっていただき、感謝しかありません。ありがとうございます。」と話しました。
今村さんは「書店の経営については、個人的に行っているつもりでしたが、今回、行政のかたの目にとまり、特命大使というかたちで箕面市に受け入れてくださって、非常に嬉しく思っています。これをきっかけに、教育や読書の普及などで何か箕面市のお力になれるよう考えたいと思います。」と話しました。
<今村さんの今後のご活躍に目が離せないモミ~!
箕面市では、2月1日から4月30日まで、統一キャンペーン「子どものSOSサインに1つでも気づいたら迷わずにお電話を!」を行っています