撮れたて箕面ブログ

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「危ないっ!」生徒も驚愕するプロスタントマンの交通事故再現 第一中学校でスケアード・ストレートによる自転車安全教室を実施しました

2022年11月10日 | こんなことがありました!

プロスタントマンが交通事故の再現を行うスケアード・ストレートという手法を用いた自転車安全教室が、11月10日(木曜日)に箕面市立第一中学校で実施されました。

スケアード・ストレートとは、怖い思いやヒヤッとする体験を通して、危険な行為を自主的に行わないようにする教育技法のひとつです。箕面市では、平成22年に発生した自転車運転中の中学生死亡事故をきっかけに、平成24年度からスケアード・ストレートによる自転車安全教室を開始しました。この自転車安全教室は、3年間で市立中学校全8校を巡回するので、生徒は在学中に必ず一度この自転車安全教室に参加することになります。

最初に行われた演目は、時速40キロメートルで走行する自動車が、前方に置いた自転車に衝突する事故を再現したもので、大きな衝突音や自転車が無残に壊れるさまに、見ていた生徒は「うわっ!」「こわっ!」と驚きの声を上げていました。そのほか、歩行者と自転車の接触事故や、見通しの悪い交差点での自転車と自動車の衝突事故、自転車がトラックの側面に巻き込まれる等、日常に起こりうる多くの事故の再現が集まった生徒の目の前でプロスタントマンにより行われました。

各演目の後に、スタントマンが正しい自転車の乗り方や事故に遭わないための行動について説明すると、生徒たちは熱心に聞き入っていました。

自転車安全教室に参加した2年生で生徒会長の大城戸(おおきど)さんは「自転車と時速40キロメートルで走行する車が接触する演目が、とても印象に残りました。時速40キロメートルと聞くとそこまで速くないかなと思いましたが、演目を見ると、とても力のあるスピードで、接触した自転車がぐしゃぐしゃになっていました。実際に事故にあう時の体感は、よりいっそう速く感じるのだろうと思い、とても怖くなりました。」と話しました。


また、同じく2年生で生徒会副会長の古家一(こげいち)さんは「どの演目を見ても、とても危険だと感じました。自転車に乗るときはヘルメットを被り、歩いているときでもしっかりと左右を確認して、普段から交通安全を意識するようにしたいです。」と話しました。

 

<誰にでも起こりうることだからこそ、交通ルールを守ることを日々意識して生活することが大切なんだね~

 

箕面市では、9月1日から11月30日まで、統一キャンペーン「子どものSOSサインに1つでも気づいたら迷わずにお電話を!」を行っています


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