箕面市で生産された実生(みしょう)ゆずを原材料にしたフルーティーな味わいが特徴のゆず酒「大阪 箕面 実生ゆず酒」が、12月24日(金曜日)から箕面市内の酒店などで限定250本販売されます。
「ゆずころり」は、箕面の止々呂美地区で栽培された実生ゆずを使った果実酒で、平成27年から販売が開始され、今年で7年目を迎えます。
原材料となる実生ゆずは、一般的な接ぎ木栽培ではなく、種から18年かける実生栽培で育てられたゆずで、実が大粒で香りが良いことが特徴です。実生栽培のゆずの木は、全国で5,000本ほどしかないと言われ、大阪府内でも止々呂美地区の約40軒の農家でしか生産されていません。
「ゆずころり」は、ゆずの爽やかな香りと柑橘系特有のスッキリした甘さが特徴です。また、フラスコ型のボトルに、ゆずの果実をイメージした黄色のラベルと新緑を彷彿とさせる緑色の帯をあしらっており、“ころん”としたかわいらしい見た目も楽しむことができる一品に仕上がっています。製造は限定250本とし、それぞれに「101」から「1231」までのシリアルナンバーを付番しています。
「ゆずころり」を販売するスリーフィールド株式会社代表取締役の三原昌治さんは、箕面市と箕面商工会議所が地域資源である「実生ゆず」を活用し、箕面を全国に発信している取組を知り、自身も実生ゆずを通して箕面をPRしようとゆず酒の企画を立案しました。そして、鹿児島県の二大杜氏「黒瀬杜氏」のひとり、黒瀬安光さんに出会いました。
黒瀬さんは焼酎造りに60年以上携わり、その長年の経験と功績が評価され、「黄綬褒章」など数々の賞を受賞。普段は焼酎以外の製造を断っておられた黒瀬さんですが、三原さんの熱意に心動かされ、ゆず酒の製造に協力することとなりました。残念ながら、黒瀬さんは3年前にお亡くなりになられましたが、「ゆずころり」は、黒瀬さんの意思を継いだ二代目杜氏である弓場裕(ゆみばゆたか)さんにより製造され続けています。
スリーフィールド株式会社の代表取締役の三原昌治さんは「名杜氏の黒瀬さんが生前最後に『ゆずころり』を手がけており、ラベルに「総杜氏 黒瀬安光」の名前が刻まれた唯一無二のお酒です。実生ゆずの特徴を活かした爽やかな香りとゆずの酸味の中にほのかに漂う甘さを楽しむことができます。ぜひ特別な日などに味わっていただき、箕面の実生ゆずを知ってもらえると嬉しいです。」と話しました。
また、スリーフィールド株式会社さまのご厚意により、箕面市役所本庁の開庁時間中、毎月5、11、18番目に婚姻届を出されたご夫婦(夫又は妻が20歳以上の夫婦に限ります)に「ゆずころり」を贈呈しています。なお、商品は後日送付させていただきます。
<商品概要>
・品目:リキュール
・原材料名:本格芋焼酎、白砂糖、実生ゆず果汁(箕面産)
・アルコール分:20度
・内容量:310ミリリットル
・希望小売価格:4,400円(税込)
・製造者:鹿児島酒造株式会社
・販売者:スリーフィールド株式会社
・販売店:樋口酒店、津賀屋、(株)藤井、(株)牧野本店、稲田産業(株)、リカーハウスほそかわ、野口酒店 計7店舗
<お問い合わせ先>
■販売元に関して
スリーフィールド株式会社 担当:三原
電話:072-723-7878
■箕面市のPRに関して
箕面市役所 地域創造部 箕面営業室
電話:072-724-6905
<名前も見た目もかわいい「ゆずころり」。さっぱりした香りとほのかな甘みをぜひ味わってほしいモミ~!
箕面市では、11月1日から1月31日まで、統一キャンペーン「うれしい特典がいっぱい!日曜・祝日は新しいオレンジゆずるバスでお出かけしよう!」を行っています。