箕面市の市の花「ササユリ」が、見頃を迎え、民家の庭先で美しい花を咲かせています。
(初夏のさわやかな青空と薄紅に染まった美しいササユリ)
最近は見かけることが少なくなったササユリですが、市内在住の中川様宅の庭先では、毎年6月頃に見事な花を咲かせています。
ユリ科に属するササユリは、6月から7月にかけて花を咲かせ、花の大きさは10から13センチメートルほどで、うっすらとピンク色をしています。名前の由来は、葉や茎がササに似ているところから、その名が付けられています。
箕面市では、万国博覧会の開催を記念して、昭和44年に市のシンボルとなる花と木を市民の投票により決定しました。当時、市民のみなさんからいただいた応募総数は319通にのぼり、その中から、市の花に「ササユリ」、市の木に「イロハモミジ」が最多投票を得て決定されました。
中川さんは「今年も立派な花が咲いて良かったです。何十年もササユリを育てていますが、毎年綺麗な花を咲かせてくれて嬉しいです」と話しました。
今回、別の場所で、自生のササユリを撮影することができましたので、そちらも少し紹介いたします。
(ササユリの花言葉、「上品」、「希少」にふさわしいたたずまい)
(多くの花を咲かせ、その美しさに心を奪われます)
(とても大きな花弁を持ったつぼみ)
(ササユリではありませんが、小さく可憐な花をいっぱいに咲かせるオカトラノオ)
異なる2つのササユリを見ることができ、とても貴重な経験ができました。
また、多くのかたがたが美しい自然を守ってくれていると実感した1日でした。
これからも箕面市の花「ササユリ」をよろしくお願いします。
<とても綺麗なササユリ!これからも箕面で花を咲かせてね!