学校給食では農家のみなさんが丹精込めて育てられた野菜やお米を使い、地産地消をすすめています。
今回は学校栄養士4人と箕面産と食の推進室の栄養士が新稲にある稲垣さんの畑を訪ねました。
稲垣さんは第一中学校や第三中学校・西小学校・南小学校・西南小学校など、箕面市内の西部にある小中学校に出荷されています。
畑を訪れると、立派な「なす」や「オクラ」など、夏が旬の野菜がたくさん実をつけていました。
稲垣さんの「なす」と「オクラ」は、環境にやさしい農法で生産された野菜として大阪府に認証された『大阪エコ農産物』です。
大阪エコ農産物とは、農薬と化学肥料の使用を半分以下に抑えて生産した農作物のことをいいます。田んぼや畑には、大阪府が認証したマークの看板が掲げられています。
立派なおいしい野菜を作るポイントは畑の管理にあり、水やりや草抜きのタイミングも大切で、土の様子と天候を考慮しながら行うのだそうです。
学校給食に出荷するための、「さつまいも」や「さといも」もたくさん植えられていました。
2学期の給食にも稲垣さんの野菜がたくさん登場する予定です。
楽しみにしていてくださいね。
新学期の給食は8月29日(火)から始まります。
~今が旬!!オクラを収穫~
学校がちょうど夏休みに入った頃、稲にある農業公社の畑では「オクラ」がすくすくと育ち、収穫時期を迎えています。夏野菜の育つ様子を学ぶため、市内の小中学校の学校栄養士がオクラの収穫をしました。
オクラは7~8cmほどの大きさが収穫のタイミング!実をつけると成長が早く、
4cmくらいの実は翌日には収穫できるほどの大きさに成長します。
そのため、収穫時期を逃さないよう、毎日畑に来て収穫しなければなりません。
オクラの葉は少しチクチクしているのが特徴で、肌に触れるとかゆくなることがあるので長袖と手袋は必需品です。
大きな葉をかき分けると実をつけ始めた小さな小さな実を発見!この小さな実が大きく育つよう、土の周りの雑草ぬきも大切な作業です。
少し作業しているだけでも蒸し暑さで汗が流れます。わずか1時間ほどの作業でしたが、汗びっしょりで、のぼせてきます。
私たちが普段何気なく食べている食べ物はたくさんの方々の努力があってこそ。日頃、畑で作業をされている農家さんの大変さを身をもって感じ、しっかりと子どもたちに伝えていかなければと思っています。
「ぜひ給食に使いたいなぁ!!」 オクラは9月上旬まで収穫できる予定です。<夏の日差しをたっぷり浴びて育った夏野菜!!2学期の給食に箕面産のオクラを使った献立が登場しますよ。楽しみだモミ~!