11月26日(水曜日)、大阪市消防局高度専門教育センター(東大阪市三島)で、府内すべての消防本部(28本部)が参加して人命救助と消火活動の技術を競う「第2回大阪府下警防技術指導会」が行われました。
訓練は、木造2階建住宅の2階から出火し、2階のベランダに逃げ遅れた人がいるという想定で、逃げ遅れた人を救出し、火災を完全に消し止めるまでの所要時間と安全性・確実性を審査するものです。
今年も昨年に引き続き、東分署員を中心に4名が出場しました。
4名のうち1名は実務経験3年以下の隊員であることが条件となっているため、今年は東分署の一番の若手職員(入署3年目)が出場しました。
隊員4名がポンプ車に乗り込み訓練想定の建物へ向かいます。消防車両の運転技術も審査内容に含まれています。
隊長と隊員は、逃げ遅れた人を救出するために建物に向かいます。
消防車を操作する機関員は消火栓から水を吸い上げ、もう一人の隊員は素早く消防ホースを延長します。
隊長は逃げ遅れた人の救出を最優先とし、三連はしごを使って隊員とともに救出します。
救出と並行して消火活動を行います。
今年の最優秀賞は、柏原羽曳野藤井寺消防組合消防本部でした。
箕面市消防本部は惜しくも最優秀賞は逃しましたが、入賞することができました。
今後も、この指導会をとおして府内の消防隊との交流を深め、更なる消火・救助技術の向上のため日々訓練に励みます。
<これから年末にかけて忙しくなるけれど、市民のみなさん「火の用心」だけは忘れないでね