撮れたて箕面ブログ

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アメリカで心臓移植手術を受けられた杉本類ちゃんが、元気な姿で箕面市役所に来られました!

2014年11月12日 | こんなことがありました!

箕面市在住で、難病「拡張型心筋症」のためアメリカで心臓移植手術を受けられた杉本類ちゃん(2歳)が、11月12日(水曜日)、ご両親と一緒に元気な姿で箕面市役所を訪問されました。

                  (ご両親と類ちゃん)

類ちゃんは生まれつき心臓が悪く、生後3か月で拡張型心筋症を発症しました。海外で早急に移植手術を受ける以外に助かる方法がなく、その手術費用などを集めるため、昨年6月16日にるいちゃんのご両親やその支援者により「るいちゃんを救う会」が結成されました。「るいちゃんを救う会」では、医療費や渡航費など合計1億9千万円を目標に街頭などで募金活動を行い、結成から2月28日までの約8ヶ月間で目標金額に到達しました。

                  (募金の呼びかけ)

箕面市と箕面市教育委員会では、幼い命を救うため市としても支援するべきであると判断し、公共施設に募金箱を設置したり、ホームページやイベントで募金を呼びかけるなど、これまで救う会の募金活動に協力してきました。そして、昨年9月3日には、市内の各種団体や市の公共施設に設置した募金箱などから集まった約150万円を、類ちゃんのご両親にお渡ししました。

     (るいちゃんのご両親から、手術成功の報告がありました)

類ちゃんとご家族は、昨年11月時点で募金が約1億5千万円に達し、医療費と渡航費の目途がたったことから、昨年12月11日にアメリカへ出発しました。類ちゃんはテキサス州ヒューストンのテキサス小児病院に入院し、その後幸いドナーが見つかり、3月27日に手術は無事成功しました。5月12日(現地時間)には退院し、自宅療養を経て、9月9日(日本時間)に無事帰国されました。帰国後は、大阪大学医学部付属病院に検査のため入院しましたが、9月17日に退院されました。

            (元気になった類ちゃんにプレゼント)

市役所を訪問された類ちゃんの父・杉本智広さんは、手術が無事成功し、帰国できた報告をするとともに「みなさまのおかげで、類は元気な姿になりました。たくさんのかたにご支援をいただき、心より感謝しております。類は、手術後の経過も順調で、毎日兄弟で仲良く遊んでいます。これからは、つないでもらった命を大切に、人の役に立つように育ってほしいです」と話されました。

報告を受けた箕面市の倉田哲郎市長は、「類ちゃんの手術が無事に成功し、帰国されたことは大変喜ばしいことですね。これからますます元気に成長されることを願います」と話しました。

募金活動にご協力・ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 <るいちゃん、元気になって本当に良かったね!元気に大きくなってね☆


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