蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

部屋は、広々とした病室になった

2017-09-11 | 
さて、時差1時間で到着した楽園。
わたしの年齢は、ほとんど見かけない。
お年寄りなど、中国人と思われる、足と腰が曲がり気味のおばあさん1人を省いて、誰も見かけなかった。

わたしの年齢なら、子供ファミリーと3世代旅行。
(わたしの年齢より、ほんのすこし若いグループも、ごく稀にいたが)
わたしの年齢で、おひとり様はいない。

男性なら、ゴルフ。若者、中年もゴルフ。
が、あいにくの豪雨、暴風雨。
アクシデントはつきもの。

アクシデント続きに、わたしにもアクシデントが降ってきた。
1人で暑い中、サングラス、帽子に日傘を差して、てくてくホテルから歩いて行った。
行っても行っても、なにもない。
入り組んだ複雑な道だと帰れないと困るので、ひたすら直進。
直進しながら、帰りのエネルギー残量を考える。
で、ひたすら疲れ、Uターン。
ただただ疲れた。
(あとでわかったが、目的地と逆方向に歩いていた、筋金入りの方向オンチ。
若い頃からそうだったが、拍車をかけ、ますます磨きがかかった方向オンチぶりに、自分に、呆れ仰け反った)

と、当然それは、前振り。
そんなことは、どうだっていい。

その翌日、ダウンした。
吐き気、嘔吐、頭痛、悪寒、、、
熱も出てきた。
ベッドをごろごろ右へ左へ。
ぐるりと一回転し、また、ごろごろごろごろ。苦しい。
わたしは、ここ最近、2、3年に一度ぐらい病気にかかる。
(去年も海外で原因不明の病気にかかったが、旅の行程はこなせ、帰国時に完治した)

日本でかかる病状に似た病気に、たまたま、今回は海外のホテルで。
部屋は広々、病室に変わった。

帰国するまで、病室ステイ、ほとんど何も食べなかった。(食べられなかった)

風邪かも?食べ物かも?ストレスかも?
わたしは、ストレスだと思っている。

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