蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

女同士の戦い

2024-07-26 | 人生
あるブロガーさん。40代、専業主婦。
子供一人。
今月、初めてブログを読んだ時には文章に引き込まれて、結構、はまっていた。
わたしの娘世代である彼女の、何がわたしの琴線に触れたのかと考えてみた、、、。

彼女は田舎で生まれ育ち大学は都会へ(たぶん東京「の」大学)。
大学で知り合った、同級生、A子さんの話が興味深かった。
田舎モンであるブロガーさんは、都会モンのA子さんの全てが眩しかった。
お金持ちで自宅通学、おしゃれで遊び上手、自然体で男性に取り入るのがうまいA子さん。
遊び慣れていない、田舎の親からの仕送りで細々生活するダサいブロガーさんとは天と地の差。
コンパでもA子さんに、男子からの人気をみんな持って行かれた。
A子さんは、中高大と一貫教育のお嬢さん学校出身だったが、そのままお嬢さん大学に進学するのに抵抗を覚えて、普通の大学に進学し、ブロガーさんとそこで出逢った。

なんでこんなに違うのか、、、と、差をつけられ、ヤキモキしていたブロガーさんだったが、年齢を重ね、女性の魅力を十分活かせなくなってきたA子さんは、結婚に2度失敗する。
その一方で、ブロガーさんは夫のヨーロッパ赴任に(短期)同行し、子供も授かる。
差が開いてくるわけだ。

A子さんの女性的魅力は時間制限があることを予め知って、期限切れの後も活動できるように備えるべきだったと、ブロガーさんは考察を加える。
そもそもエスカレーター式お嬢様学校が嫌で飛び出したのだから、その時点でお嬢様ではないコース変更の舵を切るべきだった。
実家がお金持ち、地元に持ち家有りなので、結婚しなくてもやっていける、受け皿があるから、そうアクセクしなかったのはよくわかる。
切羽詰まらないと人間はやる気を起こさないのは常。

しかし、勝負を結婚に求めなくてもよいのに、なぜ、結婚を勝った負けたの判定基準にするのか??
お嬢様学校から出た時点で結婚が勝負ではないと気づくべきだったが、何しろ家がお金持ちでは、、、まあ仕方ないか。
茹でガエルの法則。

ではあるものの、自分が得意とする「若い女性の魅力」分野がどんどん下落して行っても、家まで没落しないのでは?
仮に家業が倒産したとしても、、、その時からアタフタして(必要に駆られて)頑張るのも一つの道。
実家が経済的に保たれていれば、親の介護や家の維持など、A子さんの肩にかかる。
経済的に苦しくなれば、実家を売ればよい。
A子さんは、そんなに嘆く必要はないと思うし、プロガーさんも、そこまで、まるで脱落者に対する哀れみの目をもって、気の毒がらなくてもよい。
ある意味、ブロガーさんは、女としての勝負に勝った!!と、悪い気はしていないのでは?
わたしは、そこに、小さなナニかを感じる。
負けていたけれど、逆転した!!
爽やかな勝利感。
勝利の美酒に酔っている?

そんなふうに見るのは、実にイジワルな女ごころかも?
だが、勝ったも負けたもないはず。
なのに、そう感じるのはなぜ?
女を磨き、結婚。美容やファッション。
ついでに、それだけじゃないのよ、とばかりに興味ある分野を掘り下げ、知性も磨く。
だが、知性も趣味範囲、アクセサリーのようなものだ。
(なぜそう思ったかと言うと、、、ブロガーさんが、本を読まない人に対して軽蔑しているような、自分が上であるような優越感?自負を感じたから
だが、なんだか努力の仕方が違う、方向性が違うような気がする。
といっても、単にわたしとベクトルが違うだけであり、どちらが正しいだとか、そんなものはない。

今からまだ人生、後半がある。
実社会との関わりは続く。
前半で鼻差で勝ったの負けたの騒いでいても、その後、どうなのか。
それからこそが、注視したいところである。

言っておきます。 
長いです。
老後。

じゃあ、蝶ブロガーさん、あなたはどうなの?
いいの、いいの、わたしは、場外から透明人間になって試合を眺めるだけ。
一緒に試合に参加する気は、さらさらない。
「それ、卑怯ですよね?」
「はい、じゃあ、そういうあなたは?
というか、あなた、だれ?」

田舎だの都会だの、オシャレだのダサいの、お金持ちだのそうでないの、
もしそれが老後の何かにカタチとして現れるなら、例えば、豪華客船クルージングあたり?
だがしかし、わたしは、豪華客船には興味がない。
世間から離れて「ゴージャスな体験」を一度してみたいのならいざ知らず、外側の見た目にこだわるのは、いかにも薄っぺらい。
お好きな人にはたまらないのだろうけれど。
嗜好は人それぞれ。
誰しも人の嗜好に口出しする権利も、口出しされることもない。
(犯罪はダメ)
(崩壊につながる嗜好だったとすると、ご本人が考えるとよい)

今のわたしが興味あるのは、涼しい山の中で拘りコーヒー焙煎豆を使ったカフェを開いている人だとか、(先日、よく行くブログで紹介されていたブロガーさん)
嗜好スタンスが生き方として実現している場合。
自分には出来ないから、遠くから憧れる。
1日も長く営業していただきたいが、健康問題もあるし、思い通りに行くとは限らない。
遥か彼方から応援するのみである。

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2 コメント

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そうそう (はるのとり)
2024-07-26 14:57:10
スローさんの この記事で読んだだけの
印象で 申し訳ない?のですが
正直 率直 これでは このブロガーさん
「イヤな 奴」 だなあ って
思ってしまいました (´-`);ゝ
若い頃からの 実はどっか 妬み僻みあり
事ここに及んで 「ざまあみろ!」的な?
あたしこそが 勝ち組よ みたい な
何とも ねえ … っ て 感じ して

ほんとうに 大事 なのは
何だったん でしょうねえ

まだ
大どんでん返し ? だって
あるかも 知れないな

この 先 も  お話 は 続く …

お楽しみに ですね (´-`)*

暑中お見舞いの プレゼント ですっ(o^-')
https://www.youtube.com/watch?v=-wb2PAx6aEs

わたしも …
たのしみに 観ています
初回から 欠かさず 「虎に翼」˘ ˘*ゝ
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Unknown (スロー)
2024-07-26 17:34:19
虎に翼!!
米津玄師さん、毎回毎回、じっくり聴いています。
プレゼント、ありがとうございます。

勝った負けたは、若い頃は必死かも知れません。
ただ、同じ土俵では競いたくないと思いました。(年代も違いますし)
別の入り口、価値観もあるはずですが、女性の武器の活かし方みたいな、そういうのは同じ女性ではありますが、なんだかねえ、、、嫌です。

それと、同じ穴のムジナで、鼻差で勝ったとしても、次の展開もなんだか小さい視野での闘いのような気がします。
年齢を重ねると、また違う世界が見えてくると思います。

それにしても、、、虎と翼、元気の源になります。
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