思えば、インスタント麺で調理師人生30年の凄腕料理人のオイラが指名・指定する製品は、いずれもマルちゃんの「天ぷら蕎麦・カレーうどん・昔ながらの中華麺」の三種である。これ等を生産する会社は、東洋水産という水産会社だが何故に水産会社がインスタント麺の生産に踏み切ったのか?如何なる理由が有ったのか?企業生き残りの苦肉の策であったのか?計り知れない苦悩と試作現場での言い争い、丼ひっくり返しが有ったに違いない。其の結果、調理師人生30年の筋金料理人であるオイラの嗜好にピタリと合致した訳だ。しかし、嫁さんが謂うには東洋水産謹製マルちゃん製品インスタント麺三種は滅多に安売りしないとの事である。常に、72円+消費税5%らしい。此が経済的にも政治的にも道徳的にも学問的にも芸術的にも困る。オイラは、東洋水産謹製マルちゃん製品インスタント麺三種のメイン献立の際には、後は白いご飯て海苔が有れば充分である。白いご飯は、毎日の店での残りご飯、海苔関係は頂き物だから其の晩の夕食代はインスタント麺72
円+消費税5%だけである。強いて望みが叶えられるならば、生卵を一つ割り入れ黄身が破れずに最後まで温存し、麺汁で薄く膜を張った状態をすすり込んで夕食の締めくくりとしたいのだが、生卵は高脂血症保持者にとっては禁物だから我慢している。其れでも年に一度の大安吉日晴れの善き日には生卵を一つ投入するのだが、そこで食材費は一気に100円に近づく。やはり、年に一度の善き日を選んでの大舞台である。
円+消費税5%だけである。強いて望みが叶えられるならば、生卵を一つ割り入れ黄身が破れずに最後まで温存し、麺汁で薄く膜を張った状態をすすり込んで夕食の締めくくりとしたいのだが、生卵は高脂血症保持者にとっては禁物だから我慢している。其れでも年に一度の大安吉日晴れの善き日には生卵を一つ投入するのだが、そこで食材費は一気に100円に近づく。やはり、年に一度の善き日を選んでの大舞台である。