車にも存在する。「ドイツ車とそれ以外の車」「スイス整の時計とそれ以外」等など、その差別化が物欲をそそり売れているのだが見極める目の違いである。出せる金額も大事、相性も大事、ライフスタイルも大事。人それぞれだっ！参考書の言い成りで固めたスタイルに個性は無いですよ。アレンジを繰り返し今の自分にふさわしいスタイルに気付く事の方がもっと美しい。あるボサノバの名曲「イパネマの娘」、オイラは20年越えで編曲を繰り返し今の演奏がある。些細だが、天気や気温その日の気分・時間に因ってアレンジは変わるのが神髄だ。
昨夜から読み始めた本。「男の持ち物」的な題名で読んでゆく内に、オイラの持ち物に合い通じるモノが数多く登場し嬉しく思っていたが、段々腹が立って来た。持ち物自慢かメーカー賛美であるからだ。確に銘品は、名品足る理由が有るが何か「これ以外は道具で無く、持つに足らない」的な表現に気付く。ダンディズムを言いたいのであろうが金持ちの収集家の独り言・独断・これかこれ以外という差別に感じ本は読みきらずに棚へ。これがカメラにも存在する。「ライカとそれ以外のカメラ」である。ある一面その通りなんですが、差別である。