作業所 ”ゆう”さんと”のぞみ”さんによる太鼓 小西 達也さんによる弾き語りLive
「障害者フェスティバル’10」が12月2日午後1時から福祉保健センターにて開かれた。
小規模作業所”ゆう”さんと”のぞみ”さんによるオープニング太鼓はよく練習された息のあったすばらしい演奏。2つの作業所の皆さんが、練習を積み重ね”ドン・ドン・ドン”と心に響く、聞いていて心地よい太鼓だった。
主催者を代表して、肢体障害者部会会長・石田 保さんの挨拶をいただいた。「人として、当たり前の権利、尊厳をもって生活できる」社会を!
小西 達也さん(先天性骨形成不全症で幼少時代から車いす生活。小・中学校は親元を離れ療育センターに入って療養と学業。下宿生活をしながら大学を卒業され、会社へ就職、営業マン。1990年に自らイベント企画「ゆめぷらん」を設立。全国の学校での講演会やステージをされている。三田にも既に10回来てくださっているとのこと。)の透き通るような、そして声量あるすばらしい歌とギター演奏を聴かせていただいた。自ら作詞・作曲の歌。初めて聞く歌なのに、涙があふれてきた。
お話の中で、「それぞれ一人ひとりの自立の形がある」との言葉は、自らが障害者としての真のことば。そして、この世に何でもできる人は、一人もいない。それぞれが得手不得手があり、障害がある人もあり、ない人もある。できないことを探すより、できることを探してやってみよう!お聞きしていて、自分が恥ずかしくなった。
小西達也さんのギターと歌に合わせ、会場の参加者と一緒にたくさんの、懐かしい歌を歌った。「ふるさと」「母さんの歌」では、思わず声を詰まらせてしまった。涙で小西さんがかすんで見えた。参加させていただいて、ありがとう!
夜7時から市役所西3号庁舎にて「まちづくり基本条例策定委員会、#3」を傍聴。
①人材育成基本方針
②まちづくりと三者(市民・議会・市長)の役割
について、話し合われた。
前回までの2回の会議を傍聴していなかったので、流れが分からなかったが、それでも残念だったのは、今日の「会議の目的」が市民代表・行政代表・議会代表それぞれが、充分に理解されないまま議論されていたようで、結局今日の会議は何だったろうか?
全国でも珍しいといわれる、市民代表・行政代表・議会代表の三者がそれぞれの立場で議論してきたものを持ち寄り、さらなる議論をしてより良い内容の「まちづくり基本条例」を作ろうとしている。そのことは大変重要で、すばらしいことだが、一つ一つの限られた時間内での会議であるが、それだからこそ、出席者が共通の認識の下議論を深めていただきたい。
コーディネイター役の山下委員長が「それぞれ三者の作った条文の言葉の調整でなく、きちんとした方針・目的をもった条例にしていこう」として、各条文のすり合わせ作業の前に充分な議論の時間を取ろうとされていたことは、大変重要なことである。
だからこそ、会議の初めに「今日の会議の目的」を明確にしたうえで、今後は議論を進めていただきたい。
明日12月3日にキッピィーモール6階で上映される「いのちの山河」のチケットを買っていただこうと、夕方訪問した先で、政治談議。
今日も、8日に代表質問をする内容の原稿書きができず。相談を受けていた方のことで、警察から連絡を受ける。昨日は多重債務につての相談。色んな相談をいただいている。