長谷川よしきのブログ

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安倍内閣の成長戦略の一つ、雇用の流動化・・・異議あり!

2013年05月29日 | ブログ

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 対策前の歩道                対策後の歩道(側溝にふた設置)

 

市内の中学校へ通う障害のある子どもの親御さんから、通学にあたって歩道の所々が植栽により幅が1メートルほどしかなく、そこには蓋のない側溝があるため、車いす通学では危険。対策を講じていただきたいとのご要望をいただいていた。 

 早速市の道路河川課に相談したところ、右写真のように、側溝のふたのない区間全て(約200メートル、もっと?)で植栽のある狭くなった部分に3メートルにわたってグレイチングによる側溝への蓋かけをしていただいた。お願いして1か月で完了するスピード。子どもの安全を守ろうとする職員の気持ちに心から感謝です。早速ご相談いただいたその方にもお伝えした。大変喜んでおられた。

 

 同じ行政でも一方で安倍内閣が進めようとしている「成長戦略」の一つ「雇用の流動化」は、「世界で最も企業が活動しやすい国にする」と豪語している安倍首相の狙いが雇用の不安定化を進め、国による「少子化促進策」(少子化対策の反対)がされようとしている。

 非正規労働と正社員労働を「両極端」として、非正規労働の労働条件・賃金の改善ではなく、正社員の非正規化を狙い、企業にとって低人件費、高収益、正に「世界で最も企業が活動しやすい国」にしようとしている。

 「お金さえ払えば、正社員でも企業の一方的な都合で解雇できる」ようにする、「8時間労働を超える長時間労働をしても、一定の賃金しか払わない、ホワイトカラーイグゼンプション」、「残業や出張・転勤が困難な社員は、名前は正社員(限定社員というそうな)でも、労働条件や賃金の切り下げられた社員の位置づけ」をし、それが嫌ならどうぞおやめくださって結構ですと、正に企業にとって「やりたい放題」にお墨付きを与えようとしている。

 自国民を大切にしない為政者はいったいどこの国の首相なのだろうか?まさに、世界を股にして利益を上げている「グローバル企業」や「アメリカにものが言えない、アメリカに媚を売って、アメリカ企業」の利益を図ろうとしている政権が安倍内閣でしょう。

 真の愛国者であれば、こんなことはできないはず。

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 5月28日、三田市商工会の通常総会後の表彰式に参加した。地元で頑張っておられる企業やそこで働く人が、双方とも生活できる(働く人にとっては、正に人間らしい生活ができる労働時間と賃金=ディーセントワーク)が実現されるよう、ご一緒に努力していきましょう。