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5月3日は、日本国憲法が施行されて66回目の憲法記念日。午前10時から午後5時過ぎまで、日本共産党三田市議団として、中田はつ美、長尾明憲、長谷川よしきの3名で、市内を一巡しながら、スポット宣伝、宣伝カーから、改憲しようとしている政党の「真の狙い」をお知らせしながら、その危険な内容、これで皆さん支持できますか?と訴えた。
憲法96条の改定にあたって、石破自民党幹事長は、この7月に行われる参議院選挙の争点にすること、「96条改定は、自衛隊を国防軍にする憲法9条の改定を行うことになると理解して投票してほしい」とまで、あけすけに言っている。
国防軍 ⇒ 軍事裁判所 ここまでは、自民党の自主憲法草案に書いてあるが、こうなると当然、「徴兵制」となってくる。
憲法9条改定を狙っているが、正面突破ができないと自民党が理解したのか、今度は姑息な方法(96条改定で、改憲手続のハードルを下げることがあたかも民主国家の当り前のようなことを言っている。民主国家であればこそ、権力を握った人たちの暴走を許さないために、憲法は権力者を縛って、公務員・内閣が憲法の遵守義務を課している)
私が街頭でこの日訴えたのは、私が子どものころ祖母(明治22年生まれ)から聞いた悲しい話である。
祖母は、私の叔父である「三郎が二十歳になり、特攻隊を志願し、ゼロ戦に乗って帰らぬ人となったが、そのおかげで軍人恩給をもらい、生活を支えている。何と親孝行な息子だ」と話してくれた。
今私は4人の孫のおじいちゃんとなっている。私の長男は、今月31歳になり、徴兵制が敷かれることになれば、まだまだ徴用されるだろう。
母親なら、死の覚悟も時にはするほどの出産で、自らのおなかを痛めた子どもが、自分より先に死んでいくことを想像できるだろうか?しかも、戦争で、他人(ひと)を殺し、殺されることを想像できるだろうか?
父親としても同じではないだろうか?私は、決してそうなることを許せない!
今自民党などが「憲法96条を変える」と盛んに言っているが、その本当の狙いは、「憲法9条を変え、自衛隊を国防軍に、軍隊に軍事裁判所を創設することを狙っている。」こうなると、もう徴兵制は自然の流れとなる。
ぜひとも想像力を働かせていただきたい。憲法記念日の日のわずかな時間でよいから、ぜひとも憲法を変えることの意味を考えていただきたいと。