5月14日、「慰安婦は必要」と発言をした。さらに現在の社会の中で米軍在沖縄海兵隊の兵士たちの性処理として風俗業の活用を進めた発言に至っては、あまりにも人間としての感覚を喪失したものである。
彼の発言は女性の人権・尊厳を無視したものであり、政治家としての資質を全く欠くもの。石原共同代表や松井大阪府知事までもが橋下氏の発言を擁護するに至っては、「日本維新の会」そのものの体質であって、もう「政党としての見解」かどうかを議論するまでもなく、政治家、政党として失格ではないだろうか?また、維新の会に所属する議員は、彼の発言をどのようの受け止めているのだろうか?
このような政党が自民党と一緒になって憲法改定を唱えているが、彼らの目指すところは正に人権無視、民主主義無視の国家観を持って、国民を支配しようとする意図があからさまである。
今回の発言は、女性の人権や尊厳を無視したものであるが、「人の痛み」をまったくわかろうとしないとんでもない発言である。
私は14日・15日と街頭で橋本氏の人権無視発言に対する抗議の訴えを行ってきた。